ほめ日記294 ~保育園での面談と、お向かいのおばあちゃんの死と~
ベランダ向かいの老夫婦。
おじいさんは車いすで外出はほぼ皆無。おばあちゃんは痴呆が進んでおり、おじいさんのお世話もいっぱいいっぱい。
そんな中でも、ベランダ越しに会えば、手を振り合い、我が子供たちの為にお菓子を買ってくれて、取りに来るように合図をくれたりしたご夫婦。
最近は夜間でもお家の電気は付かずにいたし、徐々に家具も減っていき、空き家になっていったので、きっと、ご夫婦で老人ホームに入ったのかな程度に思っていた。
そんな今日、別のご近所さんから、「老人ホームに入ったご夫婦だが、おばあさんの方が先日亡くなった」と伺った。
その時、なんとなく思った。
「おばあさんは、安心したんだろうな」と。
痴呆によっておじいさんのお世話ができなくなっていただろう。そんな中、二人で老人ホームに入って、「もうおじいさんは大丈夫だ」と思ったんだろうな。
ご挨拶もできないままのお別れだったが、おじいさん、おばあさん、本当にありがとう。
おばあさん、安心してね。
おじいさんはきっと、老人ホームで丁寧に介護してもらっているからね。
そして、今日は息子の保育園の面談だった。
一人、猿山のボス、いや、魔女みたいなベテラン先生がいて、もう一人はとても心優しく涙脆い中年の先生がいる。今までは中年の先生がグループリーダーだったのに、2年ほど前からベテラン先生が影のリーダーになり、中年先生を支配下に置き、表からも裏からも母親としての私のことを攻撃してくる。
前回の面談時は、「お母さんがせっかちだから…」、「お母さんが甘すぎるから…」、「お母さんの愛情が足りない」的なことを言われた。ビックリしすぎて言い返すことすらできなかった。
よって、今回は「どうせ何かを言われる」と覚悟を持って行った。
案の定、中年の先生が淡々と、メモされた、「息子の状況」を説明しようとするも、ベテラン先生は私や息子への不満を言及しようとする。
その度に、私は、状況を冷静に説明したり、息子を褒めたり、保育園への感謝を述べたりしていった。
社交辞令やお世辞、ごますりではなく、私が思っていることに正直に、伝えた。
そうしたら、いつの間にか状況が反転し、
私が先生たちのカウンセラーのような立場に変わっていた。
中年の先生は目下、保育園が実施しているあるプロジェクトに対する悩みを抱えていたらしく、それを私に打ち明けながら、涙をしていた。
「そのプロジェクトから息子は多くのことを学んでいるし、いつも楽しそうに話をしてくれる。他の親が何を言おうが、保育園側と先生が『これは子供にとって良いこと』と思えるなら、自信をもって続けてもらいたい。私は子供の為に喜んで支援する(食材を寄付する必要がある)」と伝えた。
なんだか、感情移入が多い日だった。
HSPには疲れる日だった。
今日がんばったこと
1. 朝の子供の送り出し
2. 在宅勤務
3. 保育園の面談
4. 在宅勤務の続き
5. 早めに仕事を切り上げソファーでダラっと
6. 子供たちを迎えに行き
7. 軽くジムに
8. 本を読んで早めに就寝
よくがんばった!
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