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薬にもなり毒にもなる -遺伝子で自分の限界がわかる?-
勉強なり学習を続けていると必ず「わからない・できない・覚えられない」の壁にぶち当たると思います。
ただ、わからない→わかるまでは方法論の話で、
覚えられない→覚えられる は方法+生活習慣+遺伝子の話が出てくると考えていた。
けれども学習障害:LDの場合は3タイプあるようで、書字・読字・計算のどこが欠けているか、あるいは2つ以上かなど特性がある。
で、仮に適切な学習指導を受けて、かつ訓練のレベルまで到達したとしましょう。それでもできないとなると遺伝子の影響ですよね。
(この場合は方法と生活習慣を最適化させたと仮定します)
もし仮に先に限界がわかったら?
だいぶ前に若干特性傾向がある子を家庭教師の生徒でうけもっていたために「原因がわかった方が気が楽になった」というSNS投稿を見たこともあって診断を勧めたとがある。
実際特性はグレー?かライトグレーくらいのものが出た?でてない?微妙〜な受け答えだったそうですが診断結果を本人は知りたくない様子でした。
理由として、自分の限界に蓋をするのが嫌だからというものです。なるほど、確かに。そういう見方が当時なくて視野が狭かったものですから生徒から学びました。大人が先走ってしまった。
私の場合はもう歳も歳なのでこのいつまで頑張ればいいかわからない世の中で(長生き不幸な状態)ある程度自分の限界点がわかった方が諦めがつくので知りたいというのもある。
やり抜き力とかGRITという著書がブームになりましたね。もうどうしようもなく忍耐力が欠けてるのか継続力が欠けているのかはたまた目標がぼやけるとエンジンが掛からなくなるか。自分の場合はそんな感じでモヤモヤしています。なので年齢的にも遺伝子的にも伸び代使い切ってますよ!の引導を渡してほしい(自分で決めたくない人)
ちなみに生きることではなく学習の点からです。
けれども将来ある子供からするとこのことは酷な情報になることもある。
先ほどの例と自分の考えを踏まえて情報は毒にも薬にもなると思った。
海馬の大きさを決める遺伝子
そんなものがあるそうです。
で、前回の記事でも紹介しましたがこの海馬さんは短期記憶だけでなく情動のコントロールや突発的な行動のブレーキ機関にもなってます。
年齢を重ねるごとに萎縮してしまうので、お年寄りなどで急にキレたりおかしくなってしまい歯止めが効かないということがあるとここが影響している可能性も大いにあります。(認知症やさらに前段階にストレスの蓄積などもあり)
また右脳で話す、抽象的な会話やコミュニケーション。そして短文使用が多くなるなど、右脳的な活動に偏っている場合はここの萎縮も早いです。
というのも、海馬は具体的・論理的・言語化を司る部分でもあります。
何度も言うけど私は限界を知りたい
(自分の能力に)淡い期待を抱くようなフェーズを私自身は済んだと考えているので、遺伝子や年齢的に「もう限界値ですね」の烙印が欲しい。決定打となる情報が欲しいのです・・・。永遠と続くマラソンは酷です。。。
特に先行きの見えない社会情勢の中で「私たち、どこまで頑張ればいいの?」と言うのは皆共通の課題であり解消したい不安の種だと思います。(どうでしょう?)
社会的課題と自分の課題、そして自分の限界値を見える化したい。
子供の場合は遺伝子で「あなたはここまで頑張ればいいのよ」はなくていいと思いますが、親御さんが教育に対して子供に無理難題を強いている五里霧中状態になるのであれば、ある程度知っておいた方がいいのかも・・・。なんて思います。
けれどもそういった親御さんは0/1思考的なので落胆して教育放棄する可能性も極めて高いと考えています。ほんとこういった情報は軸が安定していない子供に使うとタイミングと情報量によって薬にも毒にもなります。あとどういったワードチョイスで伝えるかですね。もし伝えるなら。
でも以前オンラインで教えている子は私立の中高一貫校だったのですが、自分のレベルと授業のスピードや難易度があってなくてやつれてました。まだ中学生ですが毎日胃がストレスで痛むので漢方薬を飲んで登校という。可哀想にも思うけれどさっきの教え子同様に親子ともにこの遺伝子検査の情報を仮に受けたとしてマイナスな結果が出たら落胆しか残らないかもしれない。
体に出てしまうほどはもう頑張らなくていいよ、とも言いたくなりますが、家庭ごとの価値観はそれぞれです。
親御さんが悪いという話ではなくて、気づいた時には戻れない・戻りにくい状態というのが日本にはあるなといつも思っています。
もう少しやり直しできる社会になれば良いなと思います。
脱線しましたが私は遺伝子検査やってみて自分の限界値を決めたいです。
ずっと走り続けるのも疲れてしまうので〜