相談する人を間違うと、迷子になる
何か問題が出てきたとき、何か悩みを抱えたとき、
誰かに相談することがあります。
問題や悩みを抱えたとき
① 悩んで悩んで悩んで・・(悩むだけで動かない人)
②悩んで悩んで・・答えを出す(長い時間悩んで動く人)
③悩んで・・・答えを出す(短い時間悩んで動く人)
④悩まない!(悩まず動きながら考える人)
さて、あなたはどのタイプに当てはまるのでしょうか
タイプ②の人は、タイプ④の人に相談しても、
返ってくる答えは、「悩んでないで、すぐ動けば?!」と
言われたら、タイプ②の人は、すぐに動くことができるでしょうか
本当に答えを出したいのならば、自分と似たタイプの人に
相談するのが、一番いいでしょう。
自分が何かを始めようとしたとき、相談した人から
「そんなの上手くいかないよ。やめたら?」と
私も言われたことが何回かあります。
その時、私はこの答えを聞いて、不思議に思いました。
詳細を聞いていない。
私の性格の一部しか知らない。のに、
なぜ、「上手くいかない」と言うのだろうか?と。
その時に読んだ本(タイトルは忘れましたが)に、
「相談したときに、詳細も聞かず否定的なことを言う人は、
自分に置き換えて答えを言っていることが多い」
つまりは、相談した人の視点、価値観のもとに
判断した答えであって、相談相手の視点や性格に基づいて考えて、
答えを出したわけではないということになります。
それからは、誰かに相談することを止めて、
問題や悩みが出てきたら、誰かに意見を求めるように
変えました。
聞き方も「どう思う?」ではなく、
「こんな状況で、あなたはこんな立場で、こんな問題が起きた。
その時、あなたなら、どうする?」という風に変えました。
この聞き方なら、答えではなく、意見、つまりはその人の考えが
聞けるからです。
自分の問題や悩みは、誰かに解決してもらうのではなく、
自分で考えて解決しないと、忘れた頃に似たような問題や悩みが
出てきたら、また答えを探さなければいけないから。
自分で考えて、自分で答えを見つけていれば、
似たような問題や悩みが出てきたとき、悩まなくて済みます。
できれば、複数の人に同じ内容を、
できれば、性格の異なる人たちに、
できれば、一対一の形で相談するのがベストです。
一度に複数の人達に聞いたりすると、その場の誰かの意見に
左右されてしまう恐れもあるからです。
周りに相談する人が少ない人は、ネットで検索する
方法もあるでしょう。
本当に問題や悩みを解決したいのならば、
複数の異なる意見(考え)を参考に、
自分で答えを探す方法を使うことによって、自分をアップデートできます。