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願いは通じるのか?どうしてウォンはタカキビを用意したのか?

サワディー
久しぶりにラオスからの投稿です・・・と普通の出だしで始めようとたのですが、どうも驚きの不思議な事があったのでその興奮とともに早速筆を執ることにした。

約1年ぶりの農場
車で敷地の門をくぐると、家の玄関に近づいていく
久しぶりの農場空気いいなぁって思ってたら
玄関先にはウェルカムとばかりにバナナがひと房。

軒先につるされたバナナ

なんともありがたい。
これで当分朝飯はバナナでいい。

一息ついて、荷物を置いて、
ひっさしぶりのラオバナナいただきまーす!」
と手を伸ばした先
知らない実のようなものがぶら下がっている。
なんだこれは?」
「今までラオスで見たことのない植物だぞ?」

近づいてよく見ると

「ん?こ、これは、た、タカキビ!?」
「う、ウォンさーーーん!!これ何!?どうしたの???」

これ?そこに植えたやつ。
どうせほしいんでしょ??とばかりに笑って答えるウォン
「うん。ほしい!ってか植えたい!」
「どこにあるの?」
とやや興奮気味で矢継ぎ早に伝えると、
「しゃーないなぁ」
とばかりに案内してくれる。
「ほらこれ。」

「やっぱタカキビだ!!えええええええ!!!!なぜわかったの!???」

・・・と、驚いたのには訳がある。
「これ植えたい!!!」
と興奮したのには訳がある。

その経緯を少し話そう。

今回のラオスではシリアルバーの材料を探したい!

乾季真っただ中で桑もなく養蚕も出来ないしバナナの育ちも雨季に比べて少ない12月。
それでもココ、ラオス南部シノムノー村まで来た理由の一つは、スタッフのみんなの顔を見に来るだけでなく、ラオスの自然の力をいっぱいもった超ヘルシーな「シリアルバー」を作れないか?
と思ったからだ。

ラオスで暮らして2年、その後日本で約1年を過ごしたけれど、やっぱりラオスの食は体にいい。
ドライフルーツにしたりワイルドアーモンドふりかけにしたり、いろいろ試して行きついた先。それがシリアルバーなのだ。
日本人は忙しい。
だから気軽に手に取れて、それを食べるだけで栄養が十分確保でき体にいいし腹持ちもする。
そんなものが必要なのだ。

ラオスでのシリアルバーはどんな感じ?

なんとなく想像はついている。作りたいイメージのシリアルバーは雑穀と木の実とドライフルーツの取り合わせ。
木の実はワイルドアーモンドもカシューナッツもある
特にワイルドアーモンドなんかは是非とも使いたい。
フルーツに関しては、いうまでもない。農場にはバナナを中心にマンゴー、パパイヤ、タマリンドなんて変わり種を入れても面白い。
穀物はどうだろう?
雑穀・・・そんな目で見てこなかったけれど、候補はいくつかある。
黒米とハト麦、トウモロコシあたりだろうか。

あと、タカキビなんかがあったら最高なのになぁ

でも、今まで暮らして2年(計5年)、それに近しいものを見たことがないし今回聞いてみよう
あったらいいなぁ
なかったら種を手に入れて育ててもらうか?

そう思ってやってきたのが今回のラオスへの飛行機の中。

それが到着するやいなや見つかった。
いや、見つけさせられたのである。

で、振り出しに戻る
「ええええええ!!!!」
である。
「なぜわかったのウォンさん!?」
なのである。

ウォンさんは意思を受け取る力があるのか、私たちがウォンさんの意思に動かされたのか?

今まででも不思議な体験を特にウォンからは受けてきた。
なぜか欲しいものをㇷとしたタイミングで持ってくる。
それはフルーツだったり木の実だったりする。
今までは
「勘がいいなぁ」とか「やさしいなぁ」
という程度だったが、今回は一味違う。

なにせ、今回の主である
「タカキビなどの雑穀を探す」
という目的を一度も口にしていない、会ってすらいないのに初日にして達成させてしまったのだ!

驚かないわけにはいかないだろう。

人の思念というのは宇宙を通じてどこへでも届くというのか?

そんな不思議な体験をする中で、そう思えたが、ふと、逆も真なのではないかと考えが舞い降りる。
なにせ、タカキビをウォンが植えたのは今年の4月のことなのだ。
〈ウォンがタカキビを植えたことを、私たちが受け取り、シリアルバーという発想が生まれラオスまで来た〉
そうともとれるのだ。

ということは、私たちは宇宙を通じウォンの意思に動かされたのかもしれない。

「シリアルを作りなさい」
と言われているような不思議な力を感じます。

まさかの材料がそろったし来年は試作つくりに早速とりかかります!
そういえば、昨年黒米を急にウォンが育て始めたのもこの伏線だったのかもしれない・・・
早く気づけよ!俺!!


ちなみにもちろん、タカキビもそれだけで植える単一ではなく、トウモロコシやコメ、バナナなどとと合わせた農園に仕上げてみようと思います。

ではまた、今後の展開もお楽しみに!

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。