いきものに学ぼう
はじめに&タコ、恐るべし🐙
みなさんどうもこんにちは、るいです!
最近なんですが、生き物に関する本を読むのにハマっています。
そのきっかけは春学期にとっていた進化生物学の授業です。臆病者ですぐ逃げるネズミとか戦いたがるヘビとか、もっと戦いたがるタカとか、自然界にはいろんな戦略があります。どんな戦略をどれくらいの頻度で取れば生き延びるのに有利か、理論と計算で大体予測できるらしい。すげーわ、これは。
それで、最近タコ🐙についての本を買ってみました。
読んでいくと、どうやらタコってどうやらめっちゃ賢い生き物らしいぞ。
『嫌いな飼育員だけにいつも水をかけたりしていたずらする』
『嫌いな食べ物が配られた時だけわざと飼育員に見せながら排水溝に捨てる』
『ある人が服を着替えたり髪型を変えたりして変装してもその人だと認識することができる』
『正解ルートを変えた迷路を与えても対応して解ける』
タコは1〜2年しか生きないらしい、2歳でこの賢さ?
もし同じくらい生きてたらこいつら絶対自分よりクレバーやん。まあそれでもおれの方が身長高いからおあいこってとこかな。
…それだけでなく、進化の経緯も独特なようです。
脊椎動物では、私たちヒトやサル、イルカ、カラスとか“賢い“生き物がたくさんいます。けど、無脊椎動物というジャンルの中でこれほど高い知能を発達させたのは頭足類(イカ・タコ)以外にいません。
さらにいうと、タコはあんまり社会性が高くない(群れたり、グループで行動しない)生き物らしい。
先ほどあげたヒト、サル、イルカ、あとはイカなんかも社会的な動物で、タコの研究が進むまでは、生き物が高い知能を持つために「社会性が求められる暮らし方」が必須だと考えられてました。このことからもタコってすごく特異なことがわかります。
安全圏を作らない〜コウモリも悪くない🦇〜
なぜタコがここまで独特な進化の経緯を辿ったのか、タコの面白い生態とかまだまだ書きたいことはあるんですが、気になった方にはいったん本を読んでいただくとしましょう笑
(下にリンクを貼っときます。)
この本を読んでて思い出したのは、元幹事長・せんちゃんの大昔のnoteです。
そのnoteの中で、せん©️はコウモリの例えを使っていました。
「おれ最近寝てないんだよね」みたいな感じで忙しい・大変自慢をする人っていうのは出した超音波の跳ね返りで自分の位置を確かめるコウモリと一緒で、他人によって自分の位置を確認しているっていうやつです。
そういう風に他人の中じゃなくて、自分の中で絶対的な価値を持つようにしよう。
こんな感じの話だったと思います。
自分もあのnoteを読んで以来、すごいなこの人😫、こういうカッコイイ生き方したいわ、、と思いながら過ごしてきましたが、最近いろんな本を読んで、さらにそこに別の考えも加わったかなと思います。
間違いなく、自分の中に絶対的な価値を持つことは大事です。そして、そういう自分が一番大切にしているものってけっこう秘めがちだと思う。でもだからこそ、自分の中での絶対的な価値って自分の中でいつの間にか前提になっちゃいがちだ。
てんちゃんのnoteにもあったけど、無意識に持っている前提って危ないよね。
絶対的な価値を持つってことはこういう危険性も伴うものだと思う。
だから、自分の中で一番重きを置くものは作りながらも、それすら疑う視点っていうのも持つ、自分の中に聖域は作らない、のがいいのかなと思います。
たとえば人間って理性にすごく価値を置いてるし、動物と違って我々理性あるから(`・∀・´)みたいな無意識の前提あるけど、タコ研究してる人からしたら全然違う見え方するんだろうし。
コウモリは超音波を使うからこそ、自分の視野にないものまで感知することができる。
自分の外には、自分では見えない自分を求めることで、自分の中の絶対的な価値を独りよがりなもので終わらせない。そんな努力を絶やさずにいきたいなーなんて思いますね。
あと今実家・大阪にいるのですが、やっぱりたこ焼きってうまいね。ごめんタコ。
なんか生きものがいっぱい出てきてダーウィンが来たみたいな回になってしまいました。
お次はリアちゃんです!お楽しみに〜✨
タコについての本🐙;
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