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2023年末旅行~滋賀へいこう~

知らない所へ行こう

 こんにちはこんばんわおはようございます、あーにゃです。

私たち家族は定期的に旅をする(実家への帰省除く)のですが、条件として

  • 複数の日程である

  • 交通状態の混雑を回避する

この2つを大切にしています。ひとつめは子どもさんからの希望で、出かけるならば少し長めにしたい。と言われたので含めるようになりました。旅程をゆったりさせて、ゆっくり旅したい。ということです。

ふたつめは、旅行に出かけるタイミングを一般的な過密時期からずらし不必要な時間ロスを避けるためです。

というわけで、今回の旅行はクリスマスシーズンに合わせることにしました。子どもさんが冬休みに入ったタイミングでもあります。

目的地は…滋賀県!(の雪が降らないであろうあたり)

 今まで旅した(住んでいた地域も含む)場所を思い出すと、沖縄・九州・広島・島根・静岡・千葉・神奈川・東京・埼玉・群馬・山梨・長野・福島・宮城・岩手・北海道と、まあまあ方々に顔を出しているのですが出かけていない地域をこの季節で危なくないようにピックアップすると、滋賀が閃きました。

琵琶湖も見てみたい!

家族も興味を持ってくれたので、滋賀(というか琵琶湖周辺)を調べてみると、琵琶湖は南北に長く北部は冬雪が積もる。。。。ということで、今回は滋賀の南部エリアを中心に楽しむことにしました。

初日(移動日)

 今回、滋賀まで車で移動します。。。。だいぶ、遠いですがダイジョウブ??と思いましたが、なにやらやる気のようなのでお願いすることにしました。自動車での移動ならば、途中の休憩所や道中で見られる景色も楽しみです。晴れれば。

 めーーーーっちゃ晴れました。

道路の混雑も落ち着いていて、静岡までは安定して移動できました。
おかげで余裕をもって宿泊地近隣まで行くことが出来ましたので、立ち寄り地としてあの砂丘を見に行ったわけです。

かわいい看板もありました

 近くに広めの公園もあるので、公園散策ついでにお邪魔できます。
動画で紹介した通りですが、起伏が激しいので歩きづらい靴だと海岸まで歩くのは一苦労かと。

綺麗な砂紋もありますが。。。。

 綺麗な砂紋をたくさん見たいのでしたら、朝の方がいいのかなーとは思いました。午後ですと、結構踏みしめられていて砂紋だけの場所は多くありませんでしたので。

ただ、午後ですと傾いたお日様と海、空の景色が鮮やかそうですよ。

 浜松は2度目の宿泊。1度目は餃子を食べたので、今回はうなぎを食べました。というのも、浜松餃子を堪能して帰った折に「やっぱりうなぎも食べたかったね~」なんて話になりましたので。心残りを減らせましたね。お味は、問題なく美味しかったです。表面がカリっと焼かれていますが、中はふんわり柔らかで甘く、美味しいうなぎでした。私は白焼きを醤油・わさび・塩で食べたんですけどね!お米は食べきれる気がしなかったので。

 なお、浜松は楽器の博物館が浜松駅近くにありますので、足を延ばしてみると良いですよ。かなり充実したラインナップですから。そちらは以前滞在した時に訪問しました。

中継地名古屋でマウンテン

 2日目は滋賀まで行きました。
が、寄り道で名古屋市内にお邪魔しました。私は初愛知ですが、旦那さんは仕事で行った事があるかな。この一瞬立ち寄りの目的は「喫茶マウンテン」。私からすれば10年以上前から存在を知っているお店です。

 住宅地の中にある、昔ながらの喫茶店という佇まいなのですが、独特なメニューで知られています。(きになるひとはいんたーねっとでけんさくだ!)

 旦那さんは、ぜんざいパスタ。子どもさんは季節限定のいちごパスタ。私はカレーピラフスペシャルを頼みました。

私だけ逃げてる。。。?いやいや、こちらの喫茶店量が多めなので、ドライカレーもなかなか大変でしたよ。あれの3分の1で十分でしたけど、この日はマウンテンのために昨日からお腹に余裕を作っていたので、だいたい食べました。そして、一部は、旦那さんと子どもさんの箸休めとして食べさせました。カレーがなければ勝てなかったと言われました。。。

カレーピラフについては、普通に美味しいカレーピラフでスペシャル部分はカレールーがかかっているということでした。ルーは一晩寝かせたような落ち着いた味のまとまりがあり、この一皿だけでも気分転換が出来ます。

旦那さんのぜんざいパスタについては、通常3~4人前ありそうなぜんざいのおつゆに、餅、パスタが入っています。この後数日は旦那さんが甘いものはもういらないと言います。それくらいのボリュームであったと。

子どもさんのいちごパスタは見た目こそかわいいですが、攻めた味がしました。子どもさんが事前にネットで調べた攻略法として、最初に生クリームを全部食べる。という食し方を行い7割は食べることが出来ました。残り3割を私が食べたのですが、最初は脳が理解を拒否しているのですが、しばらく食べていると良さを見つけることが出来ました。

まず、色物のようでありながらパスタがしっかりプリプリしていて美味しいんですよね。その後にいちご風味のケミカルな香りと甘さ、酸味が訪れます。独特な味わいだけど悪くはないんですよね。子どもさんの食べ方が影響して、この味が100パーセントになってしまっているので、ここに生クリームの脂質と糖分が1割くらい合わされば驚かない味になるのかな。とは想像しました。なのですが、ちょっとずつメニューを食べているとパスタが温かいので生クリーム残しながらだとそれらが全部溶けて重くなるんでしょうね。。。。私だったら、生クリーム限りなく少し残し、上から端に寄せておいて少しずつ組み合わせて食べる。。。。かな?でも、私は一皿は食べられないな。と、思うのでした。

 こちらは、旦那さんがどうしても一度は行ってみたいとのことでしたので立ち寄りました。念願叶ってよかったね。。。。。

 なお、道中は初日と変わらず快適な移動につき、今回も予定より早く滋賀入りを果たしました。自動車道路の休憩地に、甲賀などあり忍者推しの休憩施設もありましたよ。あと、信楽焼きの場所も。。。。!

早く到着した滋賀にて、お詣り

 早く到着したら、先んじて神社に行こう!というわけで近江神宮へ行きました。

神宮 というわけで

 お察しの通り、天智天皇が祀られています。

お正月準備が進められていました

落ち着いた佇まいの社殿でした。また、百人一首かるたの競技が行われる場所ということで、かるた開きなる行事も催されるようです。ちはやふるの舞台。。。なんだか熱いけど雅な香りもしてきましたね。

 まあ、そうですよね。琵琶湖って確か平安時代にも名前が出てきますし。。。そうそう、京都も近くて。。。。と、このあたりでそのあたりの知識を思い出し、もっと掘り起こしておけば面白い散策が出来たなぁ。と思ったのですが気付いたら滋賀にあります かねふくのめんたいパークに辿り着いていました。

 なんでじゃい!!!ってホテルにチェックインするには中途半端すぎて、琵琶湖まわりを走っていたら発見して入ったという(この道中で紫式部の歌碑見つけたりしました)。琵琶湖で明太子?と思われるでしょうが東日本大震災をきっかけに、かねふくは国内工場の分散設置を決め、滋賀にも工場が出来たそうです。出来立ての明太子が販売されていますし、お手頃価格で購入できるおにぎりには、ぎっしりの明太子。あれ?旦那さんと子どもさん食べてるけど、お昼の食べ物はどこにいったのよ。。。。?私はこの時も食欲全く湧きませんでした。

 宿泊地は琵琶湖ホテルでした。ここに連泊してうろうろします。
琵琶湖に面している個性的な外見をしている建物ですが、内部は落ち着いた作りで、この地域で長く営業されているホテルなのでしょう。

お部屋にあった写真。うん、古くからある所だ。
受付近くの机飾り。25日が過ぎると正月飾りになってた。

 夕飯は、ちょっと移動した先にある「コルク」という小さなイタリアンを出してくれるお店へ。琵琶湖ホテル近隣の食事屋さんは日曜定休の所が結構あるので、お出かけする際は注意が必要です。

コルクさんでは私はあまりお腹が空いていなかったのですが、お通しを頂いてワインを頂いていたら少しずつ食べられるようになりました。羊の肩肉を焼いて頂いたのですが、すごく柔らかくて食べやすかったです。

とにかく寒い!比叡山延暦寺から3日目の旅

 3日目の計画を立てた際、比叡山延暦寺が気になるね。という話になり向かうことに。有料道路。。。という凄いクネクネの山道OF山道を登り、仏閣があるエリアへ向かいます。

眺望の良いところには駐車スペースもある

 私、乗り物に弱く山道はとにかく苦手なので少し大変でしたが、眼下の風景が見られると気が紛れました。この山道、場所によっては琵琶湖の街並みと京都の街並みの両方を見られる場所があります。

私たちは車で走りましたが、どうやらロープウェーやバスもあるようです。

 車を停めて、仏閣に向かう手前で織田信長に焼き討ちされた犠牲者を弔う塚があり、手を合わせました。

中の様子が拝観できるところもあります

 延暦寺としては、1つの場所にお寺の施設がまとまっているのではなく、複数の場所に塔が点在しているとのことで、私たちはその中の1つのエリアを訪問しました。天気は良かったのですが、山の上にある為か非常に空気が冷たかったです。これだけ人里離れていれば修行もはかどることでしょう。今は色々な移動手段がありますが、過去ならばなおのこと思想にふけることが出来たのではないかと。

 私は宗教に対して肯定的ではないのですが、人が作ったものと考えると色々思うことは出来ます。それが、比叡山という場所で長い時間重ねられているというのは興味をそそりますし、それゆえに維持される自然の風景も味わいがあります。

 延暦寺の施設としては、坂道が多く階段でしか登れない場所もありました。急な部分もありますのでそれなりに足腰が鍛えられますね。車椅子などでも巡れる箇所はありますので、古い仏閣ながらも様々な配慮がされていると感じます。

 手水も氷るような延暦寺から再び琵琶湖方面に戻り、前日行きたかった白鬚神社へ。理由としては、湖に鳥居があるとのことで。

白鬚神社の琵琶湖に立つ鳥居

 横断危険の文字がある通り、車通りの多い道路向こうに琵琶湖・鳥居があります。かなり危ないので横断してはいけません。

なるほどすごい所に鳥居があるな。と、思ったのですが、それよりもこちらの神社は社殿と佇まいが素晴らしい。

一目で分かる

 これ、すごい古い社殿じゃないか。。。?
と思って色々見てまわりましたら、1603年に豊臣秀頼の命を受けて再建された時のものが残っているそうです。祭っている神様は猿田彦命。かなり貴重な神社を詣でることが出来ました。

なお、駐車場はそれほど広くはないので混雑状況によっては注意が必要です。路駐は危ない上に地域の方々の迷惑になりますのでやめましょう。

 昼食はここに到着するまでに軽く済ませたので、ラコリーナ近江八幡へ。

実は前日からなのですが、一部地域を通過していると飛び出し注意を喚起する看板がかなり多く設置されていることに気付き、家族で見つける度に車内で「飛び出し君がいる!」と話題になりました。

この子、参照のウェブページに掲載されている形だけでなく、様々なデザインがあります。たくさん見られるのは赤い上着に黄色いズボンを履いた子なのですが、時には女の子や、より小さい子どもを模したもの、会社員姿のものもありましたし、何なら電柱の陰に隠れている子もいて「飛び出し…?」慎重に飛び出し注意を喚起して…?探してみようのニュアンスも感じつつ…と、思っていたら明らかにガードレールを駆け上っているタイプもいまして「アグレッシブすぎる!!」と子どもさんと注目してしまいました。

ちょっと虚無を感じなくもない黒い二つの眼に見送られながら、ラコリーナへも向かいました。

 ラコリーナ近江八幡は、首都圏にも出店されている”たねや””クラブハリエ”のお店で、色々なお菓子を購入したり、食べられるスイーツスポットとして、滋賀県出身の旦那さんの職場の方からお勧めされました。

ほう~、お菓子やさんかー。どんなところかなーと、想像を膨らませていましたが、到着したら…。

ん?
ジブリの世界かな?

凄いところでした。正面の入り口をくぐると、畑を取り囲むように施設が点在するつくりで、それぞれの場所でお菓子を販売していたり、食事が出来る場所も用意されていました。

夕方前に伺ったので、出来立て系のお菓子が売り切れていたのは残念でしたが、お菓子の種類は豊富でホテルで食べたいものを選ぶことが出来ました。

飛び出し系亜種。バウムクーヘンをかじったように見えるけど、欠けてるだけです。
飛び出し系亜種。ラコリーナのキャラクター。
ポップな休憩スペースもあります

 販売されていたお菓子の中から、ミニリーフパイ(プレーン・キャラメル・チョコ)、マカロン、ミニバウム、バウムコーヒーを購入しました。
どれも優しいお味で食べやすく、特にバウムクーヘンは繊細な味わいで、口の中でしっとりとした生地が静かに崩れていくようで食べやすかったです。このお菓子に合わせるように作られたコーヒーがあったので、合わせてみたのですが、こちらも繊細なバウムクーヘンを邪魔せず引き立てるようなさっぱりとした味わいで美味でした。コーヒーを飲むことが出来る人は、絶対一緒に楽しまれた方がイイですよ。。。。!

 近隣の滋賀の山々と建物の美しさを堪能した後、早いですけど今日の夕飯の地へ。

近江八幡にあります、近江牛のステーキを出して下さるお店で夕飯と。。。。し。。。?旦那さんは予約出来たというのですが、なにやらそのお店は夕方閉店するという情報。あれ、予約できたんだよね????

 半信半疑でお店に到着し、そっと扉を開けて確認すると「お待ちしておりました~」と受け入れてもらいました。お茶を出してもらったところで
「閉店時間になるのに、受け付けてくださりありがとうございます。」
とお礼を述べたところ、他にも複数のお客さんから予約があったとのことで気にされないで~と言われ安心しました。

 迷うことなく3人でステーキ定食を注文しました。お肉はもちろん美味しいのですが、一緒に並んだ赤こんにゃく・お麩の味噌和えといった地域の食材があり、それらも美味しくいただくことが出来ました。

こちらのお店では近江八幡周辺の街歩き案内も頂き、なるほどそういう楽しみ方もあるなぁ。。。!と、気付かされるのでした。

更に食事が終わる頃に、店長さんからフルーツサンドのおみやげも頂きました。以前はパン屋さんだった経験を活かし作られたとのことで、ホテルに戻り頂きましたが、すごいボリュームの果物でありながら甘すぎずみんな感激しながら食べました。

帰路の4日目/帰宅の5日目

 食べるものも隙なく計画した今回の旅行。
3日目の終盤で実は我々の食欲はかなり満たされていました。

この滋賀から静岡へ戻る4日目~5日目の間で、静岡といえば「さわやか」だろうと行く計画もあったのですが、やめました。いやぁ。。。暴飲暴食はしていないのですが、それでも胃腸がみんなお疲れ気味になりましたので。

静岡へ戻るついでに、子どもさんの希望で灯台を見たいとのことで御前崎灯台へ。

 すごいかぜがつよかったです!!!
どれくらいすさまじかったかは、動画でどうぞ(音量ご注意ください)。

さすが灯台があるポイントだけあって、海が広々と堪能できました。が、この日は本当にめちゃくちゃ風が強かったです。子どもの頃何か所か灯台に足を運んだことがあるのですが、灯台がある所は風が強いところが多いですよね。。。?

 この後静岡で1泊し、帰宅となりました。

準備したこと

 天気にも恵まれ良い旅となったのですが、寒気南下の影響も心配でしたので、自動車のタイヤは冬用タイヤをレンタルしました。また、チェーン規制用にチェーンも準備しました。

そして、万が一立ち往生した時の為に、飲み水と非常用の食べ物、車中泊になった時の為にキャンプで使うシュラフや毛布、大容量バッテリー、簡易トイレも準備しておきました。このあたりは、新しく準備したものはなく、そもそも災害用の備蓄を車に移しただけですね。

結果として使うことはありませんでしたが、天気を読み切れない場所に行くにあたり万全の準備を行うことで安心して旅を進めることが出来ました。

感想

 当たり前すぎるのですが、日本もとても広いなぁ。と、改めて感じることが出来ました。ここに細かく記さなかった、高速道路の様々な休憩所の面白さ・気持ちよさ、それぞれの町の風景、山々、立ち寄ったスーパーのご当地商品など、楽しみは無限にありました。

 そして目的地の滋賀は、お日様に照らされた琵琶湖と周囲の山々の風景がとにかく美しく、そりゃあ沢山の人が歌を詠むよなぁ。と納得しました。今回は彦根城があります琵琶湖北部あたりには行くことが叶わなかったので、また伺うことが出来れば行ってみたいです。

今回行くことが出来なかった場所も沢山ありますので、もっと散策してみたい気持ちになりましたよ。滋賀県のことを何も知らなかったのですが、今回の旅でもっと知りたいと思えました。

 ああ、あと。。。静岡と滋賀には結構ミニストップがありまして、何回もお世話になりました!ミニストップのホットスナック系は注文したら揚げ物は二度揚げしてくれるので熱々サクサクが提供されて最高でした。あと、焼き芋ソフト!熱々の焼き芋とソフトクリームもめちゃくちゃ美味しかったです。自宅の近くにミニストップが出来たら常連になっちゃうね。。。と、みんなウットリでしたよ。ありがとうミニストップ。大好きだ。。。。


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