英語力≠英語コミュ力。資格やスコアではなく他者に向けるやさしさや理解を高めるために学ぶ、という理由もあっていいし、むしろわたしもそっち側
G7サミットが開催される広島のお隣に住んでいるせいか、次第に交通規制情報など耳に入ってくるようになってきた今日この頃。
実は長年の勤めを去った直後、わずかの期間ですが、前回のG7の関連大臣会合の裏方をお手伝いをしたことがありました。
なので、伊勢志摩サミットのときですね。
(ーと出来事として記してしまえば3行だけれど(笑)不眠不休、疲労困憊の数ヶ月💦今回の開催に向けて懸命に準備を進めていらっしゃる皆さまに、心より深く深く敬意を払います。。。)
で。
今日は世界の情勢について深堀する記事を書こうとしているのではなくて、そうした経験も踏まえて&目に見えて増えてきているインバウンドの状況も含め、ここ最近改めて思いを馳せているコミュニケーションのあり方について少々。
そう、コミュニケーション。なのです。
外国人との交流は英語力が第一、的な風潮がきっと半世紀以上刷り込まれているかと思いますが、いえいえ、コミュニケーション力と英語力は必ずしもイコールとも言えないのです。
たとえ世界のVIPが集う様々な会合でさえも、流ちょうに英語でスピーチできるからといって、ビジネスシーンで見事な交渉力を発揮できるかどうか、コーヒーブレイクの場で和やかに会話を楽しめるかどうかは別なんです。(国際会議の現場でワタシは見た!笑)
相手に共感するセンサーとか場をあたためる質問力とか数値に落とし込めないあれやこれや。(相手との間に横たわる異文化を尊重したり関心を寄せたりしながらね)
で、それってスキルのように見せかけて、日ごろからの心構えが浮き彫りになるという。なので、たとえ母国語同士であっても失言騒ぎが後をたちませんね。苦笑
そうしたら、つい先日この件についてわたしがこれまで現場での体感だけを頼りに自身のラボの生徒さんにお伝えしたり、マガジンなどで言語化し続けてきたことを、ドイツ人のグローバル人材育成専門家の先生(下記のリンク参照)が「英語力と英語によるコミュニケーション力は別物」と明快に言い切ってくださっていて、
「やっぱり!!」と胸をなでおろした次第。現場たたき上げ人間にはこういうお墨付きはありがたいものです。
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language therapy diary 心が整う英語術
英語を学ぶことが実は感情を整え、本来の自分を見つめる手立てになることに気づいてしまったわたしが綴るコーチングダイアリー&日々の"モヤモヤ”…
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