プロフィール
東京学芸大学附属世田谷中学校英語科教諭
私は授業実践を創造する、つまりは中学生が言語習得を深める授業展開(指導・学習のあり方)を開発することに勤しんでおり、教室環境における第二言語習得理論の解釈や教育学の知見・フィルターを通して自律的学習者を育成することを目指しています。
中学校英語科教師としては、いわゆる授業実践をするわけなのですが、附属学校だからといって特別に変わったことをしたり、難しい内容を扱ったりしている訳ではありません。附属生という特性はあるかもしれませんが、言語習得という視点からはどの中学生も変わりません。
検定教科書をどう工夫して使うか、言語活動をどうつなげていくか、どのように英語をインプットとして染み込ませていくか、またそれらをどう活用させアウトプットさせるか、等を通して実践開発にあたっています。
その中で一番重要なことは、生徒の学びを紡ぎ、伸ばしていく長期的な視点を自らリフレクションしながら、指導を構想・マネジメントすることと考えます。
教える側としても展開を創造する楽しさを感じることが大切だと思いますし、授業が実験的になりすぎないよう、生徒が楽しく学ぶような展開を心がけています。
日常的な学びをまとめたいと考えていますが、それらについてコメント等頂けたり、意見交流等できると幸いです。