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習い事は「先制点」を取ることが上達の鍵です。謙虚な序盤がプロの道。

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日は、習い事には習い始めこそ惜しまずお金を掛けるべき理由3つについてお話をします。

英語など何か新しいスキルを身に着けようと思った時、

自分で学んだほうが良いか?
人から教わったほうが良いか?

について悩んだことはないでしょうか?

実は駆け出しの時こそプロに指導をお願いする価値があります。

・自己流が間違っていると気づいた後の学び直しが手間
・結果的にお金と時間の節約になる
・強固な基礎作りが早めに完了するのでスキルの享受期が早く到来する

わたしのブログ名は「語学の裏設定」ですが、「ピアノの裏設定」ではありません。
なぜなら語学は学び始めにプロの指導を受けており、ピアノは自己流にこだわって1ヶ月で破綻したからです。

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1.上達の法則は先制点を取ること

駆け出し期の重要性を表したがたくさんあります。

「病は治るがクセは治らぬ」
意味:病気は治療次第で治るが、身についた癖を治すのは難しいということ。

「噛む馬はしまいまで噛む」
意味:人を噛む癖のある馬は、死ぬまで噛むという事から、悪い癖はなかなか直らないことのたとえ。

「三つ子の魂百まで」
意味:幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。

学びごとでもリレーでも、もちろん中盤や終盤で盛り返すことはありますが、スタートダッシュで大きな差がつくことは直感的に納得が行くと思います。

なぜサッカーで先制点を取ることが大事なのか?

統計を見ても明らかなように、
先制点を取られて逆転できたのはわずか13.67%
現実に逆転勝利が起こるのは7試合に1試合なのです。

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このことからも、

「スタートダッシュには流れを作る力がある」

と言え、
サッカーで先制点を取ることを英語などの習い事に置き換えると、
習い初めの頃にプロの指導を仰ぐことに似ています。


ゆえに「上達の法則は先制点を取ること」なのです。


2.自己流で破綻したピアノ、プロ流で成功した語学

苦い経験と甘い経験です。

わたしは小3の頃からからクラシック音楽が好きで、ずっと楽器が弾けたらいいなと思い続けて、25歳の頃に初めてピアノを弾けるようになるぞ!と思い立ったものです。

当時たまたま住んでいたシェアハウスにピアノがあったので、弾けるようになりたい気持ちに火が点いたのです。

何種類もの楽器を扱える友人は「最初は音楽理論から学んだほうが良いよ」と教えてくれたのですが、変なプライド(笑)があったのと、最短で弾けるようになりたい気持ちがあったので、弾きたい曲の指の位置を暗記することにしたのです。

結果弾けるようになりました。
1週間くらいは。

しかし、1箇所指の運び方を忘れてしまったので、どうしても続きが弾けなくなってしまい、そんな記憶の穴が段々増えていき2週間くらいしたら何も弾けなくなってしまっていました。

楽器通の友人は「だから音楽理論を先に学べと言ったのに」と呆れていました。音楽理論を知っていれば、丸暗記に頼らなくても弾けるようになるだけでなく、楽器を自由自在に使いこなせるようになるからです。

とんだ大失敗!
ちなみに、もう萎えたのでピアノはあれから弾こうと思っていません。

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一方で私が得意とする語学の方はと言うと、最初は自己流で勉強を進めていたのでむしろ苦手でした。しかし大学3年生の頃に、運良くマルチリンガルから多言語学習法を伝授してもらえたことがキッカケで、やっと良い流れに乗って進むことができました。

と言っても、新しい学習法で学び直そうと思ったばかりの頃は、古いやり方を忘れ新しいのに置き換えるのに抵抗があったのですが、当時は海外に出たい気持ちで一杯で、成果の出る勉強方法に渋々切り替えることにしたのです。

もしピアノの時のように変なプライドを持ち続けていたら今でもきっと語学はできなかったことでしょう。

新しい方法に切り替え、もう一度序盤から作り直すことができたので、新しい中盤新しい後半新しい結果を手にすることができたのです。お陰で海外で生活もできるようになり、今ではすっかり教える側に回れたというわけです。


なぜ物を学ぶ時は謙虚でなければならないかを、痛みを伴って知ったのはこの時でした。

初心者のくせにちっぽけなプライドを大事にすること。
それは、何千時間もそれに情熱を傾けてきたプロから学び成長の機会を逃すことに他なりません。

経営の神様と言われる、松下幸之助がなぜ謙虚さを大切にしたのか?
彼は謙虚だったから、経営の神様というレベルになれたのではないか。
今ではそう思います。

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3.自己流の危険性

イチローのように自己流で成功する人も中には居ます。
野球界ではイチローは数十年に1人の逸材だと言われていますが、もしその狭き確率の門をすり抜けて頂点に立てるのなら自己流で良いと思います。

そう考えると、ピアノを独学でやろうと思ってしまっていた当時の自分が恥ずかしくてなりません。。。


と、過去の自分を批判するつもりで独学の危険性についての気づきを書こうと思います。

まず、ゼロから独学で始めると間違ったフォームが付いてしまいます。


・ピアノの場合

ピアノなら、姿勢、指の運び方でしょうか。そして誤った練習方法を繰り返すことで、更に悪癖が増長され、取り返しが付かないレベルまで肥大していることでしょう。

ゆえに、「病は治るがクセは治らぬ」なのです。
25歳の自分に見せつけてあげたいビデオがあります。

【聴き比べ】独学7ヶ月のトルコ行進曲と、基礎練200日した後のトルコ行進曲

200日間、ちゃんとピアノを教えてもらって取り組んだら、大きな改善が見られると言っていますよね。しかし同時に

「でもやっぱりまだまだ完成には程遠い」

と言っています。
これは、一度身についた悪い癖がまだ抜けていないのと、7ヶ月分のロスなのでしょう。

もし最初からプロに教えてもらい7ヶ月+200日ピアノを弾いていたら、どういう結果になっていたでしょうか?



・英語の場合

発音、和訳グセから始まり、誤った勉強方法(受験英語がそうですよね)を繰り返すことで、更に悪癖が増長され、やはり取り返しがつかないレベルまで肥大することになります。

もし英語を話せるようになりたいと望むのであれば、
末期がん並みの悪い癖を一度完璧に忘れ、
良い癖に置き換えなければなりません。

とても骨が折れるプロセスです。

時間も、お金もかかることでしょう。
(それでも更に独学を重ねるよりはましですが。。。)


最初から、プロの指導を受けおけば、
時間は10年単位で、
お金は機会損失を含めると数百万単位で節約できたはず
です。

もし中学時代という英語の学び出しの時期に、多言語学習方法に出会っていたら、大学生の頃にはとっくに基礎が完了して話せるようになっていたはずだと思うと、悔やまれます。

早い時期に基礎が完了し、英語で一定の会話能力を身に着けていたら、より早い時期から使う方に専念することができたはずです。

英語は学ぶことに意味があるのではなく、使うことに意味があるのですから、早く使えるようになったら、それだけ長い間使うのを楽しめるわけです。

そこでゼロから学び始める時の独学の危険性はと言うと、冒頭で書いた例の3箇条に集約されるというわけです。

・自己流が間違っていると気づいた後の学び直しが手間
・結果的にお金と時間の損失が多すぎる
・強固な基礎作りが早めに完了するのでスキルの享受期が早く到来する


おわりに

その道のプロの人は、その分野に何千時間、何万時間も費やしてきた人です。こうすると上手くいく、こうすると失敗する、なぜそうなのか、全て把握しています。

素直な初心者は、そういう何千時間ものの叡智をどんどん吸収するので、上達が早いです。一方で、自分のこだわりを持ち続ける初心者は、自ら学ぶ機会を失うどころか、身につくと厄介な悪い癖を付け、スタート地点から後退を開始することになります。

謙虚さが一番。
中盤・後半も快走できるように、習い始めはプロの指導で加速度を得るのが良いと思います。

PS

もし読者さんの中で英語の勉強にお困りの方が居ましたら、当ブログの他の記事にも学習のヒントを詰め込んでお届けしていますので、ぜひお役立てて頂けたら思います。

現在わたしは自分オンライン英語塾「Langnality」で英語を教えておりますが、まだ若干名学生を募集しており、直接教わってみたいという方は「仕事概要」の記事を見て頂けたらと思います。




1言語1人格。語学だけで終わらない語学の学習を始めとして、留学・海外生活について投稿しています。フォローしていただくと、語学の勉強が楽しくなります。