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留学初日ーこれから過ごす素敵な校舎と仲間のことー

Sawasdeekha!
いよいよ講義がスタートしました。

前日まで、授業についていけるのか…不安と緊張でよく眠れなかったし、とても恐ろしい夢(妊娠したものの死産となる夢)も見ました。夢占いしてみると「そもそも現実で妊娠していないのに死産となる=過度な心配のしすぎ」ということらしいです。
初日の感想を結論から言うと「適度な緊張もありつつも、とても楽しかった!」です。


1学期は5つの講義があります

今学期、私は5つの講義を取ります。
水・木が休みですが、課題のボリュームなどを見ながらタイ語のクラスもとりたいな~と考えています。

都市戦略を学ぶ学科なので、交通計画や再開発、住居に関すること、コミュニティデザインなど幅広い分野を学びます。ちなみに、デザインスタジオの講義もあるので、学部時代にやった設計の授業もあります。建築系出身の方ならわかると思いますが、学部時代、設計の授業は最も楽しく、最も過酷な授業だったので、それが、ちと心配です。

私の拠点となるとても素敵な校舎

はじめの日だったので、この日は、講義のシラバスと建築学部の校舎見学、その後クラスメイトとランチして終わりました。
キャンパスは約100ha(=ディズニーランド2個分以上!)と広大で各学部に図書館や学食があります。

私の通う建築学部は古い校舎と新しい作りかけの校舎で構成されています。
風の通り道、大きな中庭、白い壁にチーク材の扉、ひんやりしたタイルの床、凝ったデザインがなされた窓枠。どれもこれも一目で校舎が好きになりました

建築学部の外観。設立90周年だそうです。
建築学部の中庭。白と緑のコントラストが美しい。
中庭なのにこんなに木々が生き生きとしています。


特筆すべきは、建築学部の図書館
チュラ大の中央図書館は一般の方も利用可能(有料)ですが、この図書館は建築学部の学生しか入れません。
内部がとっても素敵なのですが、みんな勉強していて、写真を撮る勇気が出なかったのでこちらの記事を参照ください。

3年前にリノベされたばかりという図書館は、これからの時代の建築学部生に向けた図書館として、ただ本を読むための場所ではなく、クリエイティブなアイディアを生むための場所としてデザインされているそうです。

多くの閲覧室があり、一人で集中できるようにデザインされた閲覧室(でも締め切りではなく気配がうかがえる)や座れる階段、ソファ席があります。

また、なるべく多くの本の表紙を見れる形で置けるように棚がデザインされていて、様々な建築雑誌の美しい表紙がまるでアートみたいでした。

今のところ、まだどんな課題が出るのかわからないし、知り合いの卒業生曰く寝る時間も遊ぶ時間もなく泣きながら勉強していた、とのことなので、つらい毎日もあるでしょうが、この図書館で勉強できるならがんばれそうです。笑


これからお世話になる先生とクラスメイトのこと

先生は、なんと東大で学士→修士→博士を取得、日本語も堪能とのこと。Chulaの都市計画系の先生たちは、東大や横国などを出ているようで日本のことをよく知る先生たちが多くいるみたいです。

クラスメイトは、いろんなバックグラウンドを持つ子たちがおりました。みんな見ている世界がとても広く、チャレンジ精神も旺盛。卒業後の選択肢が世界中にあるそうで「卒業したら…、タイもいいなぁ。でもヨーロッパもあり。北米だったら〇〇かなぁ…」と悩んでいたくらいです。ちなみに東京は、「日本語がしゃべれないと働ける場所が少なそうだからなし」だそうです。みんな何か国語も話すことができるので、それもあって選択肢も多いのでしょう。私もこの留学でクラスメイトから、先生から、タイのまちから世界を学んで、視野をもっと広げ、成し遂げるための実力をつけたいと思いました。

また、私以外のクラスメイトは、都市計画系以外出身です。それぞれの視点や経験から都市計画に興味を持ち、Masterでこのクラスを志願したそうです。都市は一つの分野から成り立つわけではないので、そうした意味でも、いろんな視点を持つ彼らとのグループワークがとても楽しみです。

クラスメイトに圧倒されながらも、これから始まる毎日にわくわくした1日でした。


講義に関して不安なこと「課題と英語」

はじめての英語での講義(ほとんどオリエンテーション)とても緊張しましたが8割くらいは聞き取れたと思います。これだけでも今までの私では考えられないくらい成長している…!笑(以前に、タイでインターンシップをさせていただいたときは、本当にゆっくりやさしく話してもらいながら、2か月を過ごしました。)
ただ、今日はオリエンテーションであり、これからもっとアカデミックな英語が飛び交うだろうし、少人数がゆえ、ディスカッションしながら授業が進んでいくと予想されます。最後に受けた昨年12月のIELTSはオーバーオール6.0の私。
まだ不安はありますが、私は都市計画を勉強しにここにきているので、英語がわからないからつまづく・自信をなくすことだけはしないように、とにかく「わからなければ聞く!」を意識して講義に臨みたいと思っています。

あとは、初めにもちらっと書きましたが、課題の量が不安です。
めちゃくちゃ膨大な量の課題が出るらしいので、それをしっかりとこなせるように、タイムマネジメントをしっかりすること、体調を整えること、よく食べてよく寝ることを大事にします。

私はどうしても、ローカルなエリアに住みたくて電車で50分くらいかかる場所におうちがあります。泣 ちょっと後悔しつつも、実際のまちから学ぶことはとても大切と思うので、タイムマネジメント頑張ります!
(ちなみにクラスメイトは徒歩15~30分に住んでいるそうでうらやましい…。)

明日から本格的に講義が始まるので、ドキドキは止まりません。
また大学や環境に慣れてきたら、課題についても投稿しようと思います。


Beck





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