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【現役チュラ大生が紹介】チュラロンコン大学の図書館ってどんな感じ?

Sawasdeekha!Beckです。

私は本が大好きで、日本にいるときも学校や地元の公立図書館に大変お世話になってきました。だからほかのまちの図書館がどんな雰囲気か、ほかの大学の図書館がどんな雰囲気か気になってしょうがないのです。(笑)

今日の記事では、「タイの大学の図書館ってどんな感じなんだろう!!」と思う方に向けて、現役チュラ大生の視点で大学構内の図書館についてご紹介したいと思います。



チュラ大には図書館がたくさん

チュラ大には学部問わずみんなが使えるCentral Libraryと、より専門的な文献が集まる学部ごとの図書館があります。

学部ごとの図書館は、基本的にその学部に所属する学生のみが使用できるので、今回の記事では、Central Libraryと私Beckが所属する建築学部の図書館を紹介したいと思います。

実は以前にも、建築学部の図書館の紹介をしているので、若干被ることもあるかもしれませんがご承知おきください。


大学構内で最も大きい、6階建てのCentral Library

大学キャンパスの西側にある、巨大な図書館です。
Samyan駅からアクセスするなら、Samyan Mitrotown側から出ると便利です。

光をあまり入れないようにか、窓ガラスが黒く、初めのころは、人が中から出てくるのを待ってから入館していました(笑)

この中の一つだけがドアであとは窓です。(笑)

入館には、チュラ大の学生証が必要です。
一般の方も30バーツを払えば利用可能なようなので、バンコクにいて本を探している方・自習したいな~という方もチュラ大生気分を味わうことができます。

駅の改札みたいになっています。
1日券は、紫と緑の箱の機械で買えます


カフェがあって、中で飲食しながら作業ができる

1階にはカフェがあり、1階では作業をしながら飲むことができます。
ちなみに、1、2階にはほとんど本はなく、作業スペースがずらっと並んでおり、お話ししながら作業してもOKな場所となっています。(3回以上は私語禁止エリアです)

1階の様子

本来は各階の入り口にあるドリンクステーションに置いておかなきゃいけないようなのですが、うーん…2階でもみんな何か飲んだり、なんならフルーツやお弁当を食べている人がいます😅私も、まぎれてコーヒーやタイティーを飲んだりしています。(笑)


テスト前は24時間開館で、いつも満席

本当にたくさんの席がありますが、特に休日は朝早いうちにいかないとまったく席がありません。

利用者数がホームページから確認できるのですが、テスト前になると深夜0時近くなっても、利用者数が1,000人近くいます。さすがタイの東大です。
私の出身大学ではこんなに勉強している人いなかった・・・。


勉強するのに最適な環境すぎる

天井も高くて、作業スペースもめちゃくちゃ広くて(自習スペースは1.2m*1.2mくらいある)、コンセントも、Wi-Fi(在学生のみ)も飛んでいて完璧な空間です。

高い天井!2階です

私の家はキャンパスから少し時間がかかるので、毎日は来れないけど、ここに来たらあっという間に時間が過ぎていくくらい、集中できます。

ちなみに、本は半分がタイ語・半分が英語、といった感じです。
基本的に私が読むのは、建築都市計画系の本なので、本が目当ての時は建築学部の図書館を利用します。


美しすぎる建築学部の図書館

前にこちらの記事でも紹介しましたが、我が建築学部には本当に素敵な図書館があります。

1学期は授業の後にあそこの丸テーブルでよく復習をしていました
もしあそこにいる日本人を見たらそれはたぶん私です。(笑)
専門書も雑誌のように並べられています。
建築関係の本は表紙も美しいです。


図書館のコンセプト

こちらの図書館は2019年にリノベされたものです。
設計したTwitee Vajrabhaya氏, Chaiyapat Mirasena氏によると…
デジタル化が加速する時代において、建築を学ぶ学生にとっての未来の図書館は、創造力のふ卵器となるべき、というコンセプトのもと、本を読むための空間だけではなく、コミュニケーション、セミナー、デジタルツールの活用のための空間など、さまざまな学びの空間がインストールしたそうです。

詳細はこちら↓

フロアガイドも美しい・・・


チュラ大の中で一番好きな場所

この素敵な空間は、図書館を勉強する場所から、あの図書館で今日も作業するぞー!という研究作業自体へのやる気も作り出してくれます。

中庭に面する席からは、大きく伸びる木々が見えたり、

ガネーシャ像も見えます。ここの中庭も本当に好き。

最上階の静かなスペースは、自分と自分の研究分野と本と静かに向き合える場所、

隣に人が来てもほとんどわかりませんし、コンセントもないので、
クロッキー帳と向き合いながら静かに思考を深められます
天井が鏡貼りです


静かなスペースの隣にある、セミナー用のホールでは、2フロア分ある天井にバンコクの地図が刻まれていて、作業に疲れたときに上を見上げるときに、私がここに来た意味、を再認識させてくれます。

私の修論対象地もこの中にあるので、
そのうち天井を見ると追い詰められるようになったりして(笑)


本当に大好きな場所です。

(ただひとつの難点は、国立国会図書館のように、荷物をロッカーに預けないと入館できないところ・・・泣)


開館時間と対象は限られています

中央図書館と比べて、開館時間が短いところがネック…。
土曜日は6時間しか開いていません。

基本的に建築学部の学生しか使えません。

ただ、最上階でイベントやセミナーがあるときは、一般の方も入れます。
誰かをお連れしたことはないですが、どうやら土曜日も条件付きで見学ができるようです。(確信持てず)

もっと詳しく知りたいへ。こちらからバーチャルツアーを楽しめます!



以上、チュラ大の図書館の紹介でした!

それでは、また。
Beck


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beck
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