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苦手な部分への向き合い方 34


こんにちは。
在米20数年の大家のママンです。大家業の他に
不動産管理もしていますが、
不動産の営業も(こっちが本業だったはず笑)していますので、
同僚と情報交換も兼ねて時々ミーティングに参加します。
コロナになってから全てズームミーティングに取って代わったので
どこにいても参加可能です。

興味があるテーマだったから参加してみました。
苦手な部分への向き合い方について。

今日はミーティングで、
「苦手な部分をみんなの前で発表して、
その苦手な部分を知り重点的に力を入れて向き合いましょう。
自分という人間についてもっと知ってから対策を練らないと、
頑張るべきところがわからないと対策のしようもないしね。」
とチームリーダーがそう言って、
「では自分の苦手なことを言ってみてください。」
と私の番が回ってきましたので、
自分の苦手なことをばーっと並べてみました。

「まず営業の電話が苦手です。それから
知らない人にかける電話が苦手です。
だいたい英語を話すのも苦手だし、
普通に電話をかけるのも苦手だし、
留守電に残すのも苦手だし、
もし相手が電話に出たらもっと嫌だわー。」

よくこれで10年以上不動産やってきたよねとも思いますが、
やっぱり苦手なものは苦手です。
「得意なことは、クライアントと雑談する事です。」
と言うだけ言ったらすっきりしました。

「ではそれを治す方法ってあるのでしょうか?みなさん?」
と聞いたところ、

「あまりないような気がするよねー。」って言われました。えー?
もう苦手ってわかった時点でそこはあまり克服しようとすると、
辛い時間が増えて楽しく働ける時間が減るので、
まずは嫌なことにかける時間を極力減らすほうが
効率が良いのだそうです。え?

改善とは、苦手な部分を克服するんじゃなくて
嫌なことをする時間を極力減らして
得意なことに力を入れていれば結果的には改善に向かう
というのがチームみんなの意見でした。
なるほど。

ママンの話が終わった後、次にもっとベテランのおばさんが、
「私も営業の電話は大嫌いだわ~。
電話かけたらいつも雑談で終わっちゃうのよ。」ときた。
「え~、あなた今年の売上げ60ミリオンとか言ってたけど、
営業の電話苦手なの?ほんとに??雑談は大のお得意のようですが笑。」
おそらく話したい人と雑談するような気持ちで電話をかけ、
どんどん話がそれて、でも結果的に家はバンバン売れてるという、
ラッキーなパターン?それとも天然?もしかして、
それが彼女のテクニック?
彼女は今も自分が営業の電話が苦手だと思っているんでしょう。
かけなきゃいけない電話が苦手なのだけど、
「ちょっと最近どう?」みたいな電話は大好きなようです。
そこで近況報告を聞きながら、
「売るときがきたら教えてねー。」
という流れで話を終了していることが判明。
お抱えのエージェントになるには、
お友達になりたいと思えるエージェントになることが最強なようです。
説教くさい人はとにかく嫌われるので
人に好かれるタイプの明るい感じの人が多いのも納得です。

無理に「家を売らせてよ!」とか「買ったら?」
とかいう話は普段は全くしないんです。

結局苦手を克服するというよりも
得意なことをどんどん伸ばすというやり方が
ビジネスを全体的に改善できるという結論でした。
どちらかというと今までもそうやってきたのですが、
好きなことはとことん一生懸命やるというスタイルを
貫いていきましょうよ、ということでまとまりました。

なんとなくホンワカゆるーいミーティングでした。


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