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メタバース自己紹介博物館を創ろう-新しいメディア

 VRChatにメタバースミュージアム「三角展(さんかくてん)」を開館しました。VTuber蘭茶みすみの2018年からの活動をまとめる展示で、自己紹介や自分の活動、作品、思想を紹介する内容にしました。

 3次元空間をVR(人工現実感)で表現し、「空間メディア」とも言える「メタバース」。人間が感覚的に集まって空間を表現し、共有することができる性質を博物館として活用することにしました。

 インターネットが普及し始めた1990年代後半から2000年代には「個人ホームページ」が流行したと言います。メタバース自己紹介ミュージアムは「個人ホームページ」が博物館として具現化したものだと言えるでしょう。

 「三角展-MISUMISM MUSEUM」の入口には自己紹介パネルが掲げられています。前半は2018年活動初期の「人類が肉体を捨てたら?」という創作存在としての蘭茶三角のSF世界観を紹介した展示になっています。来場者は登場する汎用人型ロボット「量産型ミスミ」にアバターで変身して世界観を楽しむことができます。

 後半の展示は「カラフル☆メタバース」を中心としたマイノリティメタバースアイドルとしての現在の蘭茶みすみを紹介する展示になっています。博物館の終点にはステージを設け、イベント会場としても活用することができるようにしました。

 コミュニケーションと空間、人間の歴史が交錯する自己紹介博物館。SNSで消耗している現代人も、一人一館メタバースに個人博物館を開館してみてはどうでしょうか。

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