入院初日
【療養日記2024 8月5日(月)☀️】
深夜に処置を受け始めまずは集中的に血圧を下げる点滴を昼過ぎぐらいまで打っていた。それに伴い吐き気はだいぶ抑えられた。今だに頭痛もするにはするがだいぶ楽にはなったと思う。
これまで飲んでいた薬との兼ね合いで検査は水曜日でそれまでの間は降圧が中心の治療が続くと思う。
食事も朝はかなり時間をかけたが昼も夜も食べられた。病院食も美味しくてしっかり食べられる。ここまでは順調に行っているようだった。
午後は妻が要り用の物を持って来てくれてこれでひとまずは退屈すぎる入院生活は過ごさずにすみそうだ。以前の入院の時も日に数回は写経をしていたのでそれができるのは助かる。
それと「まいにちハングル講座」のテキストまで持って来てくれたので勉強も多少はできそうだ。
妻が帰ってからはシャワーも浴びられたし、デイルームで写経も楽しめた。この病院のデイルームは眺めも抜群、という事は外からも丸見えという事だ。道路向かいにモスバーガーがある。昔よく行っていたお店。退院したら行きたい。
夕食も済ませて夜は二時間ほどデイルームで過ごしていたが今回もそのルーティンはそのまま。大好きだった韓国のCBSを聴きながら過ごしていたが、ちょっと体の具合も良くないので消灯前には部屋に戻り、オリンピック中継を観ていた。
九時過ぎても一向に消灯の雰囲気もなくみんな自由に歩き回っている。
この病院、消灯が9時じゃないんでは。
と気がついたが、その通りで消灯は10時だった。これはいいかも。
しかし消灯になってから頭の痛みが激しくなって来た。それだけでなく全身、特に昔の手術瘡がとにかく痛む。何か変な動きでもしたのか振り返っても身に覚えはない。思い当たるのはひとつ、
いつも飲んでいる鎮痛剤を今日は一つも出されていない。
せっかく持って来てもらった薬の中で鎮痛剤は撥ねられて処方されていた。これじゃ身体も痛くなる。それよりもまた頭痛がはじまっているのが不気味■