療養日記 2022年3月27日 『花見』
我が家ではBSが見られるようになってから日曜の朝は昔の朝ドラの再放送を見ていて、今やっている「マー姉ちゃん」が楽しみだったのだが今日で最終回だった。あの頃の朝ドラを見るとその時代の言葉遣いなどが現れていて、それがその時代を物語っているものだなと思っていた。今とはかなり異なる日本語が新鮮にも聞こえるし、その日本語を通して今の言葉の乱れが嘆かわしくも思う。ちなみに来月からは「芋たこなんきん」が再放送される、正直当時のJOBK(大阪放送局)制作の朝ドラは好きじゃないというか嫌いなのでなんともガッカリ。でも「カムカムエブリバディ」や「おちょやん」など、最近はなかなか見られるドラマもある。
体調が気圧に支配されている中、気圧の乱高下が激しく思うように散歩もできなかった。とにかくこのところつらい日が続く。それなのに妻は全くそのあたり理解しておらず、今日も2割引クーポンの有効期限が切れてしまうからクリーニング屋に連れて行けどうせあんたの汚いコートも出さなくちゃいけないんだから文句はないでしょ。と無理矢理ベッドから起き上がれない僕を叩き起こして運転手扱いと言うので仕方なしに車を出す。外に出てみるとわりと身体も動くので帰ってきてから散歩に出ることに。
我が家の近くに桜がきれいな場所は数カ所あるが、そんな中でもかつては良く出かけていた場所に行ってみることにした。近場のコンビニでパンやおにぎりを買いのんびりとわんこも連れて出かける。我が家から見た北の方面は深い谷で、そこには宇田川という細い川が流れている。この宇田川が境川という大きな川と合流する直前に小学校の横を通るがその一帯に桜並木があってこの時期は桜が見事でもある。小学校はすでに廃校になっていて建物を他の目的で使っている。また境川の対岸は藤沢市。我が家はそんな横浜でも辺鄙な場所にある。
宇田川沿いの桜並木
わんこを一頭ずつ撮影
今日曇りなのが残念だったな。
谷底の川のある場所まで歩いて行くと帰りはひたすら上りなので日頃はここまで足を運ぶことはない。この道はまだ自分が健康だった頃の散歩コースで先程の境川沿いを歩いて往復5キロのコースと7キロのコース、さらには藤沢まで入って11キロのコースなんてものもあった。その頃まだチャイ(写真では一頭目)がパピーで余りにも毎日歩かせてばかりいたので今でもチャイはマッチョ。この道はいずれは藤沢市内に入り、さらに川沿いにこだわって歩くと奥田公園という大きな公園があり、そこからさらに3キロほど歩くと江の島にまで行くことができる。かつてはわんこの散歩で江の島まで歩き、帰りはモノレールで帰ってくることもあった。健康だった頃そのくらいは歩けていた。けれども今は谷まで降りたら上がってくるのでさえも一苦労だ。
川沿いにはベンチもあるのでコンビニで買ってきたパンを食べてちょっとだけお花見の気分を楽しめた。何もかもが2年ぶり。去年は入院していて病院の5階から遠くの桜を見下ろす事しかできなかった。今年はその分桜を楽しみたかった。それがちょっとだけ叶った気分だ。今日の日記のカバー写真も今日撮ったもの。
帰りはゆっくり時間をかけて長い坂を登っていつものスーパーまで行くが、昼間食べたパンがお腹に残りすぎて夕食は食べられなかった。妻も大相撲を観ている時間に間食しすぎたらしく夕食は食べていない。わんこも今日はいつもよりも歩いたのか家に帰るとのびていた。のびているわんこを見るとこれもまたわんこにしてみたら幸せなのかなと思う。
やんきろ様のお告げではこれから気圧が急上昇し、その後も乱高下が続く。ちょっと安定するのは水曜日くらいらしく本当にやんなっちゃう■