続・お遍路ウォーキング日記(2:三番金泉寺へ)
【2024/10/12(金)Day 2】
札所の一番霊山寺から十番切幡寺までの間は間隔も狭く、だいたい二日もあれは歩き切れるらしい。お遍路さんのペースは日に20〜30Kmは進み、八十八ケ所はだいたい40〜50日程で回るという。
自分は腰を悪くしていて杖なしでは1Km位しか歩けない。それでも健康維持のためにウォーキングを日課としている。進むペースは高が知れているし、この日記のために無理をして歩くつもりもない。あくまであまり歩けない人のペースで四国巡礼をしたらどうなるのかというヴァーチャル四国巡礼日記だ。
通常のお遍路さんより時間がかかる分、より多くの場所に目を落とすことができる。これが前回の「お遍路ウォーキング日記」のセールスポイントだった。これは今回も全く同じ。
全ては「お遍路ウォーキング」というスマホのアプリが基本的な情報源なので途中で具合が悪くなったり、今は予定にないが機種変などでもしかしたらデータが引き継げない、または引き継ぎ失敗などで継続不可能になる事もあるかも知れないことも予め書いておこうと思う。
また、このアプリの癖をいくつか書いておきたいと思う。
1:札所に着くと止まる
札所に着くとその日のうちにアプリを一度開いてチェックしないと翌日まで先に進まない。具体的には次の札所まで残り1,000歩あり、歩いた歩数が8,000歩とすると、1,000歩以上歩いてアプリを開き現在地をチェックしなければその日はそこから先に進まなくなる。どうしてこんな仕様になってるのかは謎。札所の間隔が短いところでよくやる。今の例だと7,000歩は無駄歩きしたことになる。
2:足踏み
原因はわからないが全く先に進まない時がある。アプリを頻繁に開いてチェックすることである程度は予防できる。
3:現在地不明
現在地がリアルタイムで見られるのがこのアプリの最大の魅力だ。先述の足踏み以外では自分のいる場所は絶対に狂わない。歩いていないのに先に進むと言うことは絶対にない。しかしその位置の画像データがない場合は上空写真か真っ暗になってしまう。画像データはGoogleマップを使っている。Googleマップのサポート外の場所に入り込む時が時々ある。
4:基本ルートについて
基本は歩き遍路のルートで先に進むが、結構頻繁に車や自転車のルートに入り込む。ルートはこのアプリにあらかじめインプットされていて青い線で表示される。
本当に歩き遍路が進むルートは文化庁の「文化庁歩き遍路マップ」という別のマップで参照する事ができる。また四国の本屋なら普通に手に入るお遍路地図を自分も持っていることは持っているが最新版でないのでこの日記では文化庁からダウンロードできる地図を参照している。
5:次の札所までの歩数
アプリでは次の札所までの歩数を表示してくれるので参考までに記しているが、あくまでも参考程度にとどめている。
6:歩数カウント
iPhoneのヘルスケアに登録してある歩行に関する設定通りにこのアプリも先に進む。なので歩数カウントはiPhoneのもの。一歩当たり70cmでカウントしている。これは主にウォーキングをする時にややストライド気味な歩きが癖になっているからだ。決して自分の足が長いわけではない(寧ろとっても短いと書いておく)。
以上、今日はアプリ「お遍路ウォーキング」についてと歩きの基本情報について書いてみた■