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スマホ遍路日記(234:八十一番白峯寺〜八十二番根来寺 ②)
【2023年12月12日(火曜日) Day 249】
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今日で札所八十二番根来寺を打った。この寺は五色台にある山寺でとにかく緑の多い印象がある。山門から他の寺とは違って石段を下ったあとまっすぐ進み、今度は石段を上ってまずは大師堂に出る。さらに真っ直ぐ石段を上って本堂へ。本堂の出入り口は回廊になっている。とにかく独特な作りのお寺だ。そして何よりも緑の多いことばかり思い出に残る。
この一旦下ってまた上がる参道はドラマにも登場したことのある場所だ。
このお寺のもう一つのポイントは駐車場脇にあるこの一帯を脅かした「牛鬼」という怪物の像だ。
日本には特に西の地方で牛鬼の伝説が残り、大抵の牛鬼は改心もせず退治されてしまう。この五色台の牛鬼も例外にあらずだ。この根来寺には牛鬼の角と掛け軸が残されている。そしてお寺の納経所では牛鬼のお守りや手ぬぐいなどが売られていた。大きくて威圧的なのだがどことなく可愛げもある。納経所で売られている牛鬼手ぬぐいの絵は尚のこと。なのでこの寺に来ると牛鬼との再会もまた楽しい。
このお寺を打つと次からはグッと都会の高松市内に入ってゆく。山を下って街の中へと突入する■