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余計に歩く

【療養日記2023 3月20日(月)】

 一昨日は雨、昨日は朝から房総に出かけていたのでウォーキングを2日休んでいた。2日くらい休んだからってまた歩ける時に歩けばいいのに今日はせっかくだからといつものコースにさらに別のルートを付け足して余計に歩く。

 別に余計に歩く必要なんてないとは思うが歩いた。いつものコースがだいたい3km強だが今日は合計で5km歩いた。その結果ジュエットを装着していても腰に負担がかかりあまり良い結果にはならなかったような気がする。しかも帰ってきてからはもう外に出るのが億劫になってしまった。

 韓国語の勉強をしたり、撮り溜めたビデオなどを観て過ごすも、以前も書いたようにこの時期はやたらと眠たくなる。そもそも余計に歩くから眠たくもなるんだ。なんとも自分の行動は後に自分の行動を抑制してしまう結果が多い。

 以前「不朽の名曲」というKBS(韓国公共放送)の番組の話をした。我が家はCATVでKBSワールドが観られる。しかしその大半はドラマだ。Netflixに慣れるとドラマはオンデマンドで観るのが一番観やすい。TVの番組表に時間を合わせてドラマを観るのがいつの間にかまどろっこしくなってしまっていた。

 このKBSで不朽の名曲以外に観ているのが「犬は素晴らしい(개는 훌륭해요)」という犬に特化した動物番組と「1泊2日(1박2일)」というバラエティ番組が最近面白くてハマっている。どちらも日本でも似たような番組がありそうでない。

 日本の動物番組といえば犬だけでなく他の動物も登場する。それとなんとも言えず胡散臭い雰囲気を感じる。実際に動物愛護活動を番組で謳っていた一家が動物虐待していた事がバレてしまうなんて事もあった。

 KBSの犬は素晴らしいは毎回問題を抱えた犬が登場して司会進行役が始めに様子を見に行き、ある程度の様子がわかるとプロの訓練士がやって来て犬だけでなく飼い主をも変えてしまうという番組。犬しか出てこないので観ていてとても参考になる。

 犬を食べる文化を持つ韓国でこんな愛犬番組があるということにも驚きだが、そのクオリティの高さにはさらに驚く。そして食犬文化のある国だから生まれる不幸な犬の問題も先日たまたま観ていたら登場していた。日本のこの手の番組だと元保護犬、元野良犬という犬は出てくる。虐待されていた犬も出てくる。それだけでももちろん番組としては十分に成り立つが、韓国には「食用犬農場出身の犬」なんてものが登場する。これは流石に日本では登場しない。

 そんな犬専門番組がある一方でもう一つの1泊2日は6人のメンバーが対決しながら1泊2日を過ごす対決バラエティだ。しかも6人がゲームごとにチームを組み直したり団体戦をしたりと観ていて面白い。何よりも日本のこの手の番組と違うのはお笑い芸人がほとんど出てこない。

 この番組の場合は6人中お笑い芸人はたった一人。あとは俳優、タレント、ラッパーなんてのもいた。そこで常々思うのは日本のくだらない番組は大抵お笑い芸人が多数登場する。番組の司会もお笑い芸人だ。言うなれば番組の質はお笑い芸人で決まり、大抵は番組が諄くてくだらない。日本はお笑い芸人がテレビをつまらなくしているなとつくづく思う。韓国ではお笑い芸人はそれほど出しゃばったものではない。そこには素人いじりもないし、とにかく日本のくだらない番組とはレベルが違う。

 僕は個人的にテレビなんてなくても生きていられるくらいにテレビは見ない。なぜ見ないかはいろいろと理由があるが最大のの理由は嫌いな奴が出すぎだからた。ドラマにしてもそう。見てても演技が下手っぴな役者やこんなところにまでお笑い芸人が出てくる事がもはや我慢ならない。

 その点KBSの番組は変に毒されてもおらず、観ていて勉強になるものや、心の底から大笑いできる番組もあって楽しい。

 今日はテレビの話をつらつら書いてしまったがそのくらい実生活では何も書くようなことがない1日だった■

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