続・お遍路ウォーキング日記(67:二十四番最御崎寺へ 其の十四)
【2024/12/14(土)Day 67】
今日は室戸岬を通り過ぎて其の先右折をし室戸スカイラインに入る。札所二十四番最御崎寺はこのスカイラインの途中にある。室戸スカイラインはとにかく海抜数メートルというところから一気に崖を登るようにできていて、今日の写真もスカイラインの途中、坂を登っているのがわかるかと思う。
昨日いたむろと廃校水族館の近くから南下をすると室戸岬の手前に「御厨人窟」と言う洞窟がある。ここは弘法大師が修行をしたのち自らを「空海」と名付けたと言われる場所だ。
この付近を通ると前回も前々回もこの御厨人窟について日記には書いたが、ここと大洲の「十夜が橋」については毎回書いている。
この御厨人窟の中で弘法大師が見たものは空と海だけだった。そこから空海という名前を考えついたという。確かに中に入って外を見ると空と海(と国道55号線)しか見えない。現在は土砂崩れの恐れがありしばらくの間入れなかったが、入り口に囲いをつけることで再び入れるようになったらしい。すると囲いの一部も見えるようになってしまって空と海だけではないと不満を漏らす人が出て来たなんて話を聞いた事がある。
おそらく残り歩数からしても明日外出すれば札所二十四番最御崎寺を打つ事ができると思う。すると二十四番から二十六番までは室戸に札所があるので札所の間の距離もだいぶ狭まる事だと思う■