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やりたいことがわからないとき、完璧主義が原因の場合がある
「やりたいことが、わからない」というお悩みは、よくご相談いただくお悩みです。
「やりたいことがわからない」原因の1つに、完璧主義になりすぎている、というケースがあります。
完璧主義の人って、「完璧でなければならないから、間違えてはいけない」とか「できるってわかることしか、やりたくない」みたいな思考パターンに陥りがちなのですよね。
私も、ちょっと完璧主義傾向があるので、↑↑↑共感します・・!
最近は薄れたのですが、以前はよく、頭の中で「才能のあることしか、やりたくないし、やる意味がない」という声が響いていました。
でも、「やりたいこと」って、本来は、できるかどうかは関係なく、もっと気軽なものです。それを”やる”ってことに、「心が動くから」、「やりたい」という思いが出てくるのですよね。
「やりたいこと」と「できること」は、本来、別の種類のこと。でも、完璧主義が発動して、「やりたい」と「できる」と混同するから、「やりたいこと」が出てこなくなるのです。
だって、失敗を許せないから。
「やりたいこと」が出てきづらくて、完璧主義に心当たりがある人は、まず、普段から完璧の鎖を解きほぐしてあげるといいです。
・「うまくできなくても、大丈夫だよ」と、自分を労う。
・「●●を、やってみたんだね、いいね!」と、「できたこと」ではなくて、「やってみたこと」に注目して、自分に声をかけてあげる。
そんな、小さな習慣の積み重ねで、完璧の鎖は解きほぐれていきます。
自分に労いの声をかけてあげる習慣は、今まで色んなクライアントさんにおすすめしてきましたが、意外とじわじわ効くのです。「なんだか楽になってきた」「緊張が和らいだ」などの声を、いただいています。
その上で、ほんのり心が動いた「やってみたい」を、自分にやらせてあげること。「今日はマシュマロが食べたい」みたいな、ほんのちょっとしたことをスルーせずに、やらせてあげます。
「面倒くさいな」と感じた時ほど、やらせてあげようね。
完璧の鎖を解きほぐしながら、ほんのりとした「やってみたい」をやらせてあげることで、日頃から「やりたい」の声を、聞き取れるようになります。
チャレンジだと感じるような、大きめの「やりたい」も、受けとめられるようになります。(すぐにやらなくても、大丈夫)
その頃には、「やりたいことが、わからない」の悩みは、いつの間にか、亡くなっているはずです。
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