~鍵と鍵穴~
"一緒に遊ぼうよ"
その声を
聴きたかったのだろうか
同じことが繰り返される毎日
心を閉ざし
ただその時間が過ぎるのを
待っていた
ほんの少しの時間が
永遠かのように感じた
そんな日々は
ある日突然
終わりを迎えた
毎日が毎日でなくなり
当たり前が
なくなった
その時のことは
あまりよく覚えていない
どこかでホッとして
どこかで本当に終わったのかを
疑った
そして
また"いつか"出会うのだろうかと
頭の片隅で思った
月日は流れ
季節を何回繰り返したのだろうか
今のところ
"いつか"は
訪れていない
身体も心も
大きくなった
でも
あの頃の私は
小さなままの私である
記憶は
時に鮮明で
時に朧気で
ぼんやりしている
そんな記憶が
いったい いくつあるのだろうか
今この瞬間も
また"いつか"
思い出すのかもしれない
頭の中の
沢山の引き出しを開けるには
心の中に
無数に散らばる鍵を
探さなければならない
一つ一つに合った
大切な鍵
探しても見つからないのに
何気なく取った鍵が
カチリと合うこともある
大切に開けて
大切にしまう
あの空いた引き出しに
入るモノは
一体なんだろう
沢山の引き出しと
沢山の鍵
今
私が握りしめている鍵は
いったい何の引き出しなんだろう
一つ一つ鍵穴に入れては
違うを繰り返す
幾度となく繰り返す
その動作は
どこか私を
確かめているのかもしれない
ふと思う
"一緒に遊ぼうよ"
それは
私が言いたかったのかもしれない
2024.2.14
*繋がる時間*
大切な皆さまこんにちは。
いつも私の詩をお読みいただき、
ありがとうございます。
大切なあなたと繋がれることが幸せです。
さて、
2023年12月から始めました
大切なお友達のひーちゃんのコーチングを受け、
その時間から感じたモノを詩に書く
【繋がる時間】
の第3回目を行ないました。
第2回目(2024.1.28)の詩はコチラ
毎回、
最初に話したいテーマを決めて
お話ししているのですが、
そこから、
最終的に振り返ると全く違うお話
をしていたりするので
毎回どんな展開になるのか楽しみな私です。
「全く違う」と言っても、
一つのテーマから派生しているモノなので、
自分の「何か」に関係しているモノでは
あると思います。
今だから繋がったモノ、
繋がった記憶、
過去の思い出が自分に与える
メッセージが何なのか、
今の私を形づくるモノとして必要だったこと、
それを考えることが面白く、
興味深い経験です。
今回も一つの記憶に触れましたが、
身体も心も年数でいえば大人になった私ですが、
記憶の中の私は小さいまま。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
どこか止まった時間のようにも感じました。
「あの時」の私を「今」の私が感じている。
「あの時」の私が
「今」の私に何かを伝えたいのだろうか、
「今の私はどうしたいの?」
そんな風に問い掛けられているような感覚です。
過去に戻ることは出来ませんが、
過去から今を変える、
行動を起こすことは出来るのだ
と教えてもらっているように感じます。
「思い出」
「記憶」
一人一人が全く違うものを持っています。
その一つ一つがどこかで繋がり合い、
今こうして繋がり合えていることが不思議であり、
奇跡だと感じます。
いつか出逢うあなたと繋がれたその時、
"カチリ"と合ったその瞬間を
一緒に喜び合えたら嬉しいです。
ひーちゃん、今回もありがとうございました。
「繋がる」奇跡に感謝です。
来月の【繋がる時間】もお楽しみに。
ありがとうございました。
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