保健師時代を振り返る②
大切な皆さま、こんにちは。
前回、自分の保健師時代を振り返ろうと書き始めたら、
ついうっかり「保健師」の説明が長くなったので、
今日はその続きから書かせていただきます。
前回の記事はコチラ
↓
続き…
4.初めての仕事
前段で、保健師の説明をさせていただきましたが、
私はそんな保健師の資格を取り、初めて働いたのは、
「行政保健師」でした。
地域の人と身近に関わりたいと思い、市町村の保健師をしておりました。
地元から離れ、県外に就職しましたが、
右も左もわからない、知り合いもいない、
そして、「働く」ということがほぼ初めてだった私。
期間限定のアルバイトをしたことが少しあるくらいで、
社会に出てきちんと働くということが初体験でした。
まずは、
仕事以前に「地域に慣れる・地域を知る」ことからのスタートでした。
今思えば、
「地区把握・地区診断」をして、「地域課題を見つける」
という保健師として大切なお仕事の一つですが、
その時は毎日新しい情報が入ってくる中で、
毎日仕事に行き、自分の生活をするということで精一杯でした。
そんな中で救われたのは、
職場の方の優しさや温かさ、そして、地域の方の温かさでした。
今、確実に言えることは、私が14年間同じ場所で働き続けられたのは、
「人の温かさ・優しさ」と、この「場所」だったからです。
5.人の支え
慣れない中でも色々と教えていただきながら、
支えていただきながら、
ただひたすらに一生懸命に働く毎日。
もちろん、
大変なことも、悲しくなることも、やるせないことも沢山ありました。
でも、その度に
助けてくれる人、
「大丈夫だよ」と声を掛けてくれる人、
一緒に頑張ろう、
と言ってくれる人がいました。
人に傷つけられることもあったけれど、
守り、支えてくれるのもまた人でした。
そして、
職場には、素晴らしい上司や先輩方が居て下さることが
私の心の支えでした。
6.前向きな職場
所謂保健センターのような所で働いていた私ですが、
子どもから大人、高齢者の方を対象とした
健診や健康相談、健康教育・教室などの事業や
その間にある家庭訪問や来所相談、関係各所への連絡調整など
1年を通してあらゆる事業・相談がある中で、
あっという間に月日が過ぎていきました。
1年目は、ただひたすらに「ココで何が行われているのか知る」状態だったと思います。
2年、3年と過ぎる中で、
自分でできることもあればまだまだなこともあり、
落ち込むことや今となっては「そんなこともあったねー」と笑顔で話せますが、とんでもない大失態をやらかしたりとなかなかになかなかな私であったと思います。
色々な私的大事件の時にも、
私が衝撃で固まっていたり、パニックになっている中で助けになってくれるは、いつも職場の皆さまでした。
同じ仕事をしているのだから、みんなで助け合い、協力し合うことは、
「当たり前」なのかもしれませんが、
決してそれが「当たり前ではない」ということを、
14年間の中で沢山感じさせていただきました。
今、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
何か起きた時、
職場の方は素早く的確にその瞬間に必要なことを行い、住民の方へ不利益が生じないように対応し、今後の方向性を示して下さるなど、
沢山力になって下さいました。
そして、私へのフォローも決して忘れない。
何か起きた時でなくても、
「私の心の動きを察知してくれているのか!?」
と思うくらい、
私が苦しい時に必ず声を掛けて下さる方もいらっしゃいました。
その方がいてくれたから、他にも沢山の素晴らしき方が居て下さったからこそ私はあの場所に居られた。
いや、居させていただけたのだと思います。
そして、どんな時にも前向きで向上心がある職場に私は引っ張ってもらっていました。
どんなに仕事が立て込んでいても、一見すれば大変そうなこともみんな
「どうしたらできるのか」を
常に考え、常に動いている人達ばかりでした。
なぜそんな風にできるのか。
それが私には不思議でした。
でも、全員がそういったマインドを持ち、
日々仕事に向かう姿を見せていただいたこと、
私を育てていただいたことに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
起こった出来事、頼まれたことがいつ自分の身に起こるかわからない。
だからこそ、どんなことも大切に向き合う。
出来る最大限のことをやってみる。
それでうまくいかなれば、次を考える。
お互い様なのだと。
続く…
私が働き続けてこられたのは、
「人」の存在が大きいことに改めて気付きました。
有難い環境に居させていただけていたことに感謝です。
というわけで、続きます。
また是非お立ち寄りください。
いつもありがとうございます。
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