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夏至の日

「一人で悩むのが一番辛い…」

「気持ちが良くなった…」

「一人で看ているので受けとめてもらえるのは安心」

色んなお声の中で、その方に気づきや安堵の気持ちがフッと

心に湧いた瞬間のあのお顔…

その表情をその空気感を味わうのがたまらなく嬉しい

今日は自分にも…

90歳女性

ご主人を亡くされ外部との関わりを好まれない

入浴などケアをさせて頂くが「余計な話はご遠慮願います」と

見えない貼り紙がおデコに…

その方の世界に合わせる、在宅ではケアするものは黒子

の、以前に

この女性には知らずと呼吸が浅く我慢するような緊張感が息苦しさを感じていた

苦手意識…

けれどそうともチョット違うような…

心の中でその関わりを感じていたら

フッと湧いたのが「シマ」

父方の祖母

父との関係性が好ましくなかったので

物心ついた時には

おばあちゃんなんだけれどよそよそしく緊張していた…

雰囲気もそっくりなその女性に無意識に祖母を重ねていた …

そして体はその反応を覚えていた

とふっと湧いて腑に落ちた

瞬間、目の前の女性に祖母が重なり

良いも悪いも相殺された間に溶け込んでいった

胸の奥が温かく満ち溢れる感覚

人は支え合って“ 人 ”

かつてエドガー・ケーシーは
「 人間、人と人との間には“ 光 ”がある 」と

光が気づきとなって心を表情を照らしてくれるのか

夏至の夜…

優しい風を感じながら

シマおばあちゃんにただ寄り添う…

鏡の法則

介護をさせて頂き、

支えていても支えられている

人との繋がりに感謝…


ありがとう

ありがとう

感謝します

感謝します…

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