四十肩流浪の旅/ルート治療4回目
前回の治療から2週間とちょっと、4回目のルート治療へ。
整体に通っていた時は、治療後数日で痛みが戻り、次の治療まで痛みに耐えながらその日が来るのを待っていたのだけど、ルート治療は、治療後もさらに徐々に改善していく感じがある。今は、日常的な痛みはほとんど皆無。この文章を書きはじめた頃は、タイトルにある通り、四十肩治療の流浪をしていたけど、今はすっかりルート治療に定着しています。
さて、4回目。
四十肩はよい兆しだけど、左の臀部奥あたりの違和感が増してきたこの頃。引っ張るような痛みがあって、先週の超音波検査では、左の卵巣の嚢腫が更に大きくなって7センチくらいに。なので、今回は、そちらメインで、腰とお腹周りの施術をしてもらったのだけど、腰あたりからの瘀血の流血がすごかったようです。
現代医学的には、卵巣嚢腫は5センチ以上になると手術療法、らしいので、なんとか、手術は避けたいところだけど、さて、鍼治療はどうなることでしょうか。
先生曰く、すべての症状はすべて筋肉の凝りから生まれているので、粛々と凝りをほぐしていきましょう、とのこと。
施術後、おまけ的に左肩の動きを確認してみると、肩回りに鍼を打たなかったにも関わらず、可動域が上がっている。おそらく、左の卵巣の腫れは、左肩にも影響していて、お腹や腰回りを緩めたことで、肩回りも緩んだのでしょう、とのこと。
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(治療数日後)
○左肩の可動域が著しく上がっている。前は頑張れば180度(!)、横には120度くらい。多少の突っ張りはあるものの、前からうしろにぐるぐる回せるように!
○痛みは、初めて治療にいく前のいちばん苛烈な時の痛みの総量を1000とすると、今現在はほとんどなし(すごい!)
痛みがほぼなくなり、可動域も上がったので、なんと!細身のダッフルコートが着られるようになったのです。この冬の間中、腕が回らないので、家にあるコートの中でいちばん身幅の広いものを制服のように毎日着ていたのだけど、これはもう嬉しすぎる変化。快挙です(ぱちぱち!)
もうすぐ春分。ああ、春はもうすぐそこ。
昨年の夏頃から本格的に始まった四十肩の物語。
「わたし、本当によく頑張った!えらいね、えらいよ!」と、
鼻息荒く、自分を褒めてあげています。
アケナイヨルハナイ
冬来りならば春遠からじ
ずーっと同じ、ってないのですね。
時も季節も流れるように、身体も委ねていれば、然るべき場所へと流れてゆく。
信頼するエサレンマッサージのセラピストさんが、
「癒しというのは痛みを伴っていくことが多いのですよ」と教えてくれました。
この長い期間の痛みというのは、悪化していたのではなくて、自らが長年蓄積してきたものを身体が頑張って癒していく過程だったのね、と思っています。
さて、次なる痛みの癒しへ。