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聴くおむすび

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「聴く」が気になる方へ。 聴くおむすびや「聴く」についてのあれこれを更新します。
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#理解

私の願いが「聴くおむすび」だったのね(聴くシリーズ⑥)

聴く人・ちいさんに、 「どうして、聴くおむすびを始めたの?」と問われて、 改めて、なんでだろう?と考えてみて出てきたのが2つ。 これまでおむすびを手渡していく中で、おむすびは自然と人の心をほぐし、おむすびを頬張りながらおしゃべりをすることで、さらに何かがほぐれているように感じていたので、「聴いてもらう=安心して話せる」にフォーカスした場があることで、さらに深くほぐれていくんじゃないかな?そういう時間を手渡せたらいいな、と思ったから。 自分の「聴く」の体験を増やしたいから。

聴くスイッチを押してみる。(聴くシリーズ④)

聴く人・ちいさんに教えてもらったこと。 聴くスイッチと伝えるスイッチ。 どちらを押すのかは自分で選べる。 いつでも、「聴く」をしなくちゃいけない訳でもないし、 いつでも、「伝える」をしなくちゃいけない訳でもない。 「今、私は相手に何を手渡したいのか?」で選ぶとよい。 選べる、って、とても自由で好きです。 ・ ・ そして、ちいさん曰く、 聴くスイッチがそもそも標準装備されている人とそうでない人 がいるらしい。 ちいさんは完全に標準装備タイプで、苦もなく「聴く」をする人。

じゃあ、「聴く」って?(聴くシリーズ③)

じゃあ、「聴く」ってどういうことだろう? 聴く人・ちいさんから教えてもらったのは、2つの基準。 自分の考えや感じたことを伝えるのではなくて、 相手の話を尊重、共感、理解しようとする態度が「聴く」こと。 うーむ、なるほど。 (私はいつも、どんな態度であるのかな?) ・ ・ 私は、父と母と姉の4人家族の中で育ったのだけど、 私以外の3人はとてもおしゃべりで、主張もはげしめ 笑 父は我田引水タイプで、いつの間にか自分の話にすりかえる。 母は自分の興味のあることを話し続け、興味の

「聴く」との出会い(聴くシリーズ②)

「聴くおむすびの時間」についての前に、 まず、「聴く」との出会いについて書こうと思う。 出会いは、5、6年前に参加したプログラムの中で NVC(非暴力コミュニケーション)に触れた時。 「話している内容やできごと自体ではなくて、その奥にある、 話し手が大切にしていることに心を傾けて聴きましょう」 みたいな説明だったかな。 「聞く」ではなくて「聴く」。 数人で輪をかこみ、ひとりひとり順番に話をする。 話し手はいつも通りに自由に話し、聴き手は、心を傾けて聴く。 その時に初