レイキヒーリングを受けて〜好転反応編〜
前回のつづき。
レイキヒーリングを受けてチャクラの位置を体感した後から始まった、好転反応と思われる状態についてを綴ります。
前回の内容はこちら
チャクラの位置とそのエネルギーを感じた翌日、再度太陽神がレイキを流してくれた。
胸と喉のあたりが強かったため、その辺りを中心に手をあててくれていた。
すると今度は、声にならない感情が溢れ出した。
その時自分の中に生まれていた感情は、私にはエゴに感じて受け入れがたかった。
エゴである感情を持つことも嫌で、その感情は届けることもできないものだとわかっていたから、さらに受け入れたくなかったのだ。
どうしてまだ私はこんなエゴを持つのか、と悔しさに似た気持ちと、届けられない悲しさとが波のように混ざり合って押し寄せて、溢れてくる。
部屋に戻った私は静かに、声を殺して泣いた。
翌日、仕事が始まって少し経つと、胸のあたりがドクドクいっている。
レイキをあててもらった後、チャクラを感じた時のように心臓の動きを感じる。
喉のあたりも、ドクドクいっていた。
喉の方は動きを感じる、というよりも、強すぎて少しこわいくらいだった。
上を向いて気道確保したくなる。
流れてくるみかんの量が減り、動きが遅く手を止めてられるほんの一瞬に上を向く。
口から息を吐いた。
戻ってもまだドクドクは続いている。
なんだこれは。
なんの感覚だ?
何が起きてる?
その後もドクドクは続き、お昼休憩はご飯を前にしてドクドクしてなかなか食べ始められない。
なんとか一口食べてみたものの、呼吸が難しくスムーズに食べられない。
軽く食べて外へ出て海を見た。
外の空気と、海。
地面と海と太陽の光と風と空を感じて
五感いっぱいにプラーナを取り込む。
やっと落ち着いてきた。
それでも、仕事に戻るとまたすぐにドクドクが戻ってきた。
感覚としては、しゃっくりが内側で起こっているような感じだ。
苦しい、まではいかないし耐えられるけど、多少のしんどさはあった。
仕事が終わり、寮に戻ってその話になると
太陽神がレイキの先生に様子を伝えてくれた。
すると先生が遠隔で私を見てくださったらしく、
「気が巡っていない」と。
この日はレイキをやめとこうか、と話していたけれど、先生が「第4・第5チャクラにまたレイキをあてるように」と。
この時私は、このドクドクの原因になんとなく心当たりがあった。
前日の感情だ。
私は自分の中に生まれた感情を、外に出さないだけでなく、エゴだからと認めずに押し殺した。
伝えることもなく、認められなかった感情は、消化されることなく残り、いずれ毒になる。
自己表現やコミュニケーションのチャクラである第5チャクラと
人間関係や愛と深く関わる第4のハートチャクラ。
まさに、の部分でしかなかった。
「先生(太陽神のレイキの先生)、同じことをしても、またエゴと戦って苦しくなる気がします、、」と心の中で思っていた。
「先生にはもはや気が巡っていないこの原因もわかっているのでは?」とも思い、
「であれば、けっして太陽神に伝えませんように」と、心の中で会ったことも見たこともない先生に向かってお願いしていた。
先生のアドバイスに基づき、太陽神が再度胸と喉を中心に手をあててくれる。
すぐにまたドクドク言い始めた。
第4・5チャクラだけでなく、頭からお腹の辺りまであててくれる。
また前日の感情が溢れてくる。
見たくないはずの感情が、次々と出てきた。
しかし、先生の教えは正しかった。
前日とは違う選択が私にやってくる。
レイキヒーリング終了後、私は一度、そのエゴに身を委ねてみた。
相手のこともその後の自分のこともほんの少しの間考えずに、自分の感情に向かって
「どうぞあなたの好きなようにしてください」
と言わんばかりに、身を委ねてみた。
するとその瞬間に、もうその感情を認めざるをえないことが起こった。
自分で思っていた以上に、私の心も身体もその感情を認めたがっていたのだ。
認めた瞬間、ドクドクは収まり体中に安心感が広がっていった。
あたたかいエネルギーが全身を巡る。
届けられないと思っていた感情は、もしかしたら既に届いているような気もした。
言葉はなくても、非言語で伝わるものは多い。
私はたぶん、かなりわかりやすい人間だから、わかる人には丸裸に見えてしまうような気がする。
認められなかった感情を認め、届けられないと思っていた思いが届いているかもしれないと感じたら、喉のドクドクは消えていった。
しかし、それから数日、ことあるごとに胸のドクドクは始まった。
ある時、ふと「これって動悸ってやつでは?」と思った。
太陽神は食事のせいじゃないかと言っていた。
みかん選果の仕事の間は、3食食事が出ていたのだけど、有難いことだけれど、残念ながらほぼ全て出来合いのものをあたためている、という内容だった。
さらに、私は肉を食べない。
50人分ほどのご飯を用意する中、私ともう一人だけが肉を食べれない。
そのため私たちには肉抜きの食事が用意されるのだけど、食堂の方からしたらそれはものすごく面倒臭いことなのだと思う。
出来合いをあたためる、にプラスされて怒りやストレスが食事に混ざってくる。
(後に食堂の人たちは料理が嫌いなのにその仕事に就いていたことが判明。。お互いにいいことがないからこういうことはやめてほしい)
肉を食べなくても、作っている人が怒りながら作ったら、その食事はもしもサットヴァな食材を使ったとしても、ラジャスティックフードになってしまう。
つまり、ほぼ3食が、ラジャスな人が作ったタマスティックフードなのだ。
食事以外にも、大きい機械音や聞きたくないこと、見たくないものや空気に触れると動悸がするようになっていた。
太陽神にレイキを流してもらったことによって、自分が受け付けないものを動悸によって気付けるようになっていたのだ。
ものすごくわかりやすかった。
普段はなんとなくそんな気がしてもやり過ごしてしまったり、我慢したり、なんなら気付かないことも多いかもしれない。
私たちは意識的に生きていないと、自分からのメッセージを聞き漏らし、その大切な瞬間をすぐに通り過ぎてしまう。
動悸によって、これは食べない方がいい、これは見たくない、これを聞いてしまったから心を浄化しよう。
と、次の選択が今までとは変わる。というか、選択ができるようになった。
とはいえ動悸がし続けるのは苦しさもあるため、太陽神は相変わらず何度もレイキをあててくれた。
それによって動悸も治まることになったのだけど、意識と気付きの感度は動悸がしていた時と変わらず上がっていると思う。
言いたいことが言えない時、喉のチャクラは閉じてしまい、声が出づらくなったり、自己表現がうまくできなかったり、喉が痛くなったりする。
私の場合はドクドクだ。
もしも今あなたが喉に違和感を感じているのなら、思い切って心の中の思いを外に出してみてはどうだろう?
もしくは、胸が苦しいのなら、自分のどんな感情も認めてあげてほしい。
自分に優しくするとはそういうことだ。
自分の望みを聞いてあげること。叶えてあげれなくてもいい。聞いてあげよう。
もしかしたらそれが一番の望みなのかもしれない。
自らの望みに気付き、認めてあげれたら、次の選択は変わっていく。
選択できる自由を、私たちはもっと自分自身のために使うべきだ。
その選択で自分に愛や悦びが増え、自由という空間ができることで、周りの人に分け与えることができるようになるから。
レイキヒーリングの実体験と感想のキロクはこれにて終了。
私たち人間の目では見ることができない、けれど確かに存在している宇宙エネルギー。
奥深く、やはり面白い。
長くなったけれど、最後まで読んでくれた方がいたのなら、お付き合いありがとうございました。