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固く閉ざした心が開くとき

先日、帰省していた長男と高校生次男と3人で「人間の意識とは」「輪廻転生」「二重スリット実験」などいろいろな話をしました。めっちゃ拙い絵と共に・・・(笑)ちなみにこれ ↓

「意識や魂、そして言葉に出来ない何かは連続するのか」を話したくて書いてくれた図

3次元とエネルギーの世界(見えない世界)は反転する

長男は、この手の話で自分の話したいことは誰に話しても伝わったことがなく、「どうせ分かってもらえない」という姿勢で話していました。

だから、次男と私が理解を示しても「いや、わかってない」「俺と同じものは見えてないはずだ」と言い張る。

いやいや、「同じようには見えてないけど、同じものは見ているはずだよ」と話す。手を変え品を変え、かれこれ4時間は話してました。

同じものを同じタイミングで同じ感覚と同じ感想を持つことは到底無理なのです。これを求めてしまうと、どんどん孤独になります。

「なんとなく重なり合う」
「ぼんやり同じ感じ」
みたいな意識で話さないと、潜在意識の話は通じ合えません。3次元とエネルギーの世界(見えない世界)は反転するのです。意識をかっちり合わそうとする、合わせたいという感覚はエゴなのです。同じ人間は一人といないのに合わせようとするのは人間の恐怖心からくるエゴです。

だから、深いところでは同じ感覚を共有したい長男も、3次元では「分かってもらえない」と突っぱねていました。ここでも3次元とエネルギーの世界の反転は起こっているのです。


波動の法則~同じ波動の現実を作り出す~

「どうせ分かってもらえない」を心の根っこに持っていると、その波動と同じものを引き寄せます。同じ波動の現実を目の前に作り出すのです。

私はそれをどうしても打ち破りたくて、長い時間色々話すのですが伝わらず。ここで、次男が登場!私と同じ話を話しているのですが、伝える人が変われば同じ話でも波動が変わります。ようやく雪解け!

ここで、「私の話は伝わらなくて、次男の話が理解されるなんて!」と怒ったり拗ねたりする人いるでしょ?善悪で考えて、私がダメだったから伝わらなかったんだ、と落ち込んだりする。

それ!ダメだからねー!!!

ここで、長男が持っていた「分かってもらえない」の波動に染まってはいけないのです!

長男の心が氷のように固まっていた部分を、2段重ねで溶かしたのです。
そのくらい「どうせわかってもらえない」は深いのです。二人に話を聞いてもらえてようやく溶けたのでした。


悩みや苦しみの心を溶かすには「待つ」が重要

今回の話は潜在意識についてのディスカッションなので、「分かってもらえない」という本心が全面に出ましたが、他の人だと、「自分の悩みは分かってもらえない」「こんなに苦しんでいることは理解されない」と深いところでそれを抱えている人は多いと思います。

相手の心は閉じていて、オープンにすることを怖がっています。傷つくのが怖いからです。これ以上傷付きたくない、信頼しようとして肩透かしを食らいたくない、と逃げ腰です。言い換えれば、自分を守ろうと必死になっています。

セラピストは、逃げてしまう心理を丸ごと受け入れましょう。自分を守ろうと頑張ってきた姿勢に共感してください。本人の生き方を受容するのです。生き方に良いも悪いもありません。その人の生き方を尊重するのです。

尊重され認められたと深いところで感じたらクライアントから自然と心を開いてきます。信頼関係が出来上がるのにはとても時間がかかります。そのかかる時間は、心の傷の深さに比例します。いや、比例以上かもしれません。

クライアントの心が開くまで、愛をもって接していきましょう。

「待つ」

期待せずに「待つ」

これが「愛」なのです。


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