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世界を捉えることができる切り口を増やしたい

一生、今の仕事を今の役割のまま続けることはないんだろうと思う。
たぶん、わたしに限らずみんなそうだ。

今所属している会社にいるなら尚更、特に若いうちはおよそ数年スパンで異動することでいろんな経験をさせてあげたい、という思想が強い。
次に何をするにしても、何を軸にして人生を生きようかな??みたいなことを最近考えたりしている。
何をする、はなんでもいいけど、何を軸にする、が大事なのだと思う。

最近は、やっぱりデザイン的なものというか、可視化したり表現したりすることは好きだなーと思っていて、でもそれって結局手法の一つでしかない。

じゃあ、なんでそれらが好きなのか?っていうと、世界を捉えることができる切り口が増えるからなんだと思う。
わたしは、多面的に物事を捉えることが、幸せに生きる / 人に優しくなるための近道だと思っていて、これは正しい正しくないではなくそういう流派っていうだけ。
で、多面的に物事を見るってなかなか難しいので、そういった「より受け入れやすいもの」に形を変えたものを切り口に、物事を見る視点が増えるとよいなと思うのだ。

インフォグラフィック・エディターの櫻田潤さんが、著書「たのしいスケッチノート」の中でこんなことを言っていた。

「ビジュアル」の力で世界を丸くする。
前著『たのしいインフォグラフィック入門』を書いた時から、僕のビジョン"「ビ
ジュアル」の力で世界を丸くする。"
は変わっていません。でも、どう世界を丸
くするかは当時と今では別のことを考えています。

あの頃の僕は、ギスギスしたいびつな世界が、ツルッと丸い1つの円になるこ
とを目指していました。いま考えると、それは1つの価値観にいろんなものを
丸めようとすることであり、傲慢な考え方だったと感じます。

それに対して今は、1つの円にまとめ上げるのではなく、たくさんの円を作って
いって、それらがユルく重なり合うことでなんとなく全体も丸く見える世界を目
指しています。

わたしがいいなと思う姿も、こういうものに近いのかもしれない。
たくさんの円があって、ゆとりがあって歪みがあって。表面積が大きくて。

日々noteを書いていると、書こうと書かざるとこんな風に思考が進むので、良いなあと思います。

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しらも
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