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株式会社の成り立ち
世界で初めての株式会社はオランダの東インド会社だったそう。
時は17世紀、世はまさに大航海時代!!!
ということで、コロンブスやバスコ・ダ・ガマに続いた探検家達がこぞって海に出て行き、香辛料や胡椒をヨーロッパに持ち帰り巨万の富を築いていたそうな。
ただ、航海は決して生易しいものではなく、難破や海賊の襲撃、疫病への感染などとてもリスクの高いもの。
当時の航海成功率は20%以下というとても危険な冒険だったそうな。
しかし、貧しく地位の低い者でも勇気と幸運に恵まれれば、航海を成功させることによって有り余るお金が転がり込んでくる、いわば一発逆転・ハイリスクハイリターンのギャンブル。挑戦する者は多かったそう。
ただ、問題は航海のための資金をいかに捻出するか。
そこで考え出された方法が、お金持ちにお金を出資してもらい、その資金を元に航海に繰り出し、航海が成功した暁には利益の一部を還元する、という仕組み。
勿論、全ての航海が成功するわけではないので、失敗したら出資したお金はパーになってしまうが、成功すると自分が海に出ることなく利益を手にすることが出来る。
とはいえ、自分一人で航海費用を負担すると失敗した時のリスクが大きすぎるので、複数の支援者からお金を集め、そのお金を元に冒険の旅に繰り出していたのだとか。
その際に「この人にお金を出してもらいました」という証明として「株式」を発行したのが、株式会社のおこり。
今の株式会社も構造は変わらず、この仕組みは400年以上も続いているのだからすごい。(わたしは海に出ていくわけではないが・・)
働くってなんだろう、を考える上で、会社ってなんだろうと疑問を持ち
会社の成り立ちを調べてみると興味深かった。
一つの会社に対し、どこが出資しているのかをより事細かに見ていくと
世の中の勢力図があらわになって面白いかもしれない。
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