わたしのことを全く信用してない、大好きな女友達の話

今日なんだかとても嬉しかったことがある。

わたしが大好きな友達がいるのだが、その子が「○○はもっと自分の気持ちに正直になればいいのに」と言ってくれたのだ。

自分の気持ちに正直になれと言われても正直よくわからない。
なにが本当の自分なのかと言われても、正直よくわからない。

でも、その子が「○○はもっと自分の気持ちに正直になればいいのに」と言ってくれたことで、ああ、この子はわたしが正直にものを言ってもそんなこと気にせずに受け止めてくれるし、むしろそれ自体をありのままに受け止めてくれるんだろうなと思うことができた。

そんな人が一人でもいてくれることが、どれほど価値があることだろうか?

その子は結構ものをズバズバという子で、「お前の考えている腹の底がよく見えない」「本当は裏があるんだろう、白状しろ」と面と向かってあけすけにずっとずっと言われ続けてきていた。会う度に毎回言われるのだから本当に面白い。

わたしもその子のことは信用してるし、なによりおべっかを使ったって意味がないことを重々承知しているのでいつも本音で話しているつもりなのだが、なにを言っても開口一番に「それ本当に思ってる?」「思ってないでしょ?」と言われるのがとても面白いし居心地がいい。

そんな風に思いのままに自分の気持ちをぶつけてくれて、「あなたのことが知りたい」と真っ直ぐに伝えてくれる友人がいることがどれほどありがたいことか。

そんなことを、今日考えていた。

きっと彼女はどんなわたしを曝け出しても受け止めてくれるのだろうし、自分が見たくないような自分でも、「うける!!」と大笑いしながら受け止めてくれるのだろうという安心感がある。

なんだかもう、敵わないな、と思いつつ
実はあまり自分から人を誘うことのないわたしが、ふと「次はいつこの子に会えるかな」という予定を着々と立てていることに気付くのだった。



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しらも
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