お金なんかに私の幸せを左右させてあげない

お金がない世界を否定したいわけではない。

お金がなくてもいい世界になったらいいな、と素直に思う。

だけど、お金に支配されていた時も同じことを思っていた。

お金に支配されていたあの頃は、
『お金というものがあるから私はこんなに怖くて苦しくて幸せではない。だからお金なんてなくなればいい。お金がない世界になれば、私は幸せになれるんだ』って思ってた。

お金を悪者にして、さらには自分が幸せを感じないことを全てお金のせいにしていた。

このときの考え方のままじゃ、実際にお金がない世界になったとしても十中八九幸せを感じられていなかったし、お金に代わる悪者を見つけ出してまたそれを否定していたと思う。

要するに私は、自分の幸せをお金があるかないかに左右させていた、というだけのこと。

だからもう、お金なんかに私の幸せを左右させてあげない。

他の外側の現象だって、すべてそう。

私の外側の要素に、私の内側の幸せの主導権を明け渡すもんか。

私の幸せは外的要因の何者にも阻まれることはなく、唯一私の幸せの邪魔をできるのは、宇宙の中で「自分は幸せではないと感じる内側の私」だけだから。

私は内側で立つと決めたから、その世界で生き始めた。

勇気の必要な決断もあった。けれど大丈夫。
私の幸せは私が決められるのだから。

本当はきっとみんな、お金が必要のない世界を求めているのではなくて、
外側の何者にも自分の幸せを邪魔されない世界を求めているだけだと思う。

だったらすぐに実現できる。

だって、どんな状況であろうと
幸せを感じていられる自分の内側があればいいだけだから。

みんなが自分の内側の幸せを大事に抱きしめることができたなら
きっとそこはもうお金がいらない世界なんだと思う。