小さな幸せはすぐ傍に

BTSの7人を見ていると、彼らのやりとりに微笑ましさを感じながら、自分の周りに存在していたふとした幸せに気づくことがある。

RUN BTSでグクが本当に楽しそうにヒョンたちとじゃれあってる時、わたしは家族とお腹が痛くなるほど笑った時間を思い出す。

ドキュメンタリーでナムジュンがジミンの歌詞の相談にのっていた兄弟感あふれるシーンに、弟の作文を一緒に部屋であれこれ考えた夜が重なる。

In the Soopでみんながおいしそうにご飯を食べている時、わいわいとご飯を囲む日常はこんなにも良い光景なんだと気づく。作ってくれたジンくんやユンギへの感謝を惜しまないのを見て、もっとおいしいって声をかけてあげたいなと思う。

「やりたいことなんでもやりな！」とマンネラインに伝えるヒョンたちが素敵で、私も将来の話をする友の背中をさりげなく押してみる。

等身大の彼らを見ていく中で、取るに足らない日常の一幕として流れてしまっていたものに意識が向いて、自分の中でそっと大切にできるようになった。お互いを思いやる彼らの姿が浮かんで、自分の言葉や行動に落とし込んでみることもある。些細だけれど、日々が、私が、新しい形で少しずつ豊かになっているのを感じる。

あまりこういうことを思わないタイプなのに、BTSは私を少し素直にしてくれる存在みたい。大切だと思える瞬間を、増やしてくれてありがとう。

9周年おめでとうと感謝を込めて💐