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出会いの2021年 BTS BEST SONGS

2021年 BTS BEST SONGS
を選んでみた。きっと毎年変わっていくはずなのが面白いので、BTSと出会った2021年時点でのお気に入り10曲を挙げていく。

・My Universe
まずは2021リリースから。BUTTERの勢いも凄かったけれど、感銘を受けたのはこの曲。時代と両者の歩みにぴったりのメッセージ、善き心を持ったアーティスト同士の心温まるリスペクト、離れていてもデジタルでは繋がっている今を反映したMV。まさにBest collaboration of the year でしょう!このドキュメント映像も素晴らしかった。


・Life Goes On

ボーカルラインはみんなそれぞれの良さがあり、重なった声もまた美しいことに気づく。ONから予想外の展開にある中でLife Goes Onに繋いだ彼らのメッセージの選び取り方は見事、私たちの心が求めているものに一致する。どんなことがあっても人生は続くというメッセージはこの1年をずっと励ましてくれた。

・Blue and Gray
夜静かになってからよく聴いていた。ボーカルラインの歌が魔法のように落ち着く。ナムジュンのラップが入ってトーンが少し上向いた時、じんわりと前を向くパワーが湧いてくる。トンと肩に手を置いてもらったみたいに。

・FAKE LOVE
なぜFAKEなのか気づいた時、練りに練られた構想に拍手した。相手に全てを捧げるような没入型の愛の歌詞も多かったのに偽りと覆す衝撃、自分を愛するテーマに繋がる鮮やかさ。スメラルド伝説やThe truth untoldに派生していく面白さも。謎解き本当に楽しかっただろうなぁ...とオタクは想像しています。。ここまでのコンセプトの組み方、またやってほしいけどあるかなぁ。苦悩を表現するコレオも美しくて好み。

・Boy with luv
スターになっても小さなものたちの傍にいることを大切にする、彼らの良さを象徴するようで大好きな曲。イカロスの翼という文学的表現もセンスがいい。チッケムはJ-hopeの表情管理がセクシーでセクシーで素晴らしくて恋に落ちる。

Outro: Tear
ラップラインの曲はどれも好きな中で、今のところ一番のナンバー。3人のラッパーが、Tear(涙)、tear(引き裂く)、fearと音の絶妙に異なる3種類の言葉で別れを表す詩情がアーティスティック。SUGAが込めた背景を知る前だったけれど、ピアノやストリングスとの効果も相まって、傷つき心が涙を流しているような感情をラップがこんな風にドラマティックに描けるものなのだとこれまでの先入観を覆してくれた。

・IDOL
“You can call me artist, You can call me idol
아님 어떤 다른 뭐라 해도 I don’t care”
アイドル/アーティスト二つの対立の葛藤から「どんな呼び方だってかまわない、僕は僕だ」と答えを出し抜いた彼らの意思表示はクリアで芯がある。18年のMMA、The tonight showでのパフォーマンスなど、韓国のアイデンティティを織り交ぜながらの独特の華やかさ・美しさも素晴らしい。

・SO WHAT
ライヴで聴きたい!飛び回りたいーーー!センターステージでメンバー達がハイテンションで踊り回る姿にこちらの熱も上がる。サンパウロのように、ジョングクの絶唱が気持ちよく決まると最高🔥

・MIC DROP
のし上がってきた者としての、ヘイターたちに対する勝利者の余裕と皮肉。ただのアイドルではない、私の惹かれた一つの理由が詰まっている。

・Silver spoon
MIC DROPに似た惹かれ方。ダルマエナガを自分達に例えるアンダードッグ出身のBTSのかっこよさを存分に味わえる。小生意気なメロディラインも好き。ホビのダンスがよく注目されるけど、ライヴでのナムジュンの迫力あるラップも失神もの。

ヘッダーに使った写真は今年一番好きだったAMAsでのワンシーンです。focus on…で長男に連れていかれるマンネ、横で話したくてうずうずするテテ、後ろでやさしく笑っているみんな、かわいらしかったですね。7人の関係性の微笑ましさが全開で、見ているだけで頬が緩むベストショット👏

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