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努力と才能の違いと取り扱い方

努力は絶対に報われるからひとつのことを真面目に続けることが大切なんだ

これは学生さんでしたら部活動で、社会人の方は仕事でも言われることがあるのではないでしょうか
前に同じような内容で努力は正しい方向での努力はするべきであるようなことを書きました。下記を参照してください。












今回は才能と努力の関係と努力や才能とはどのように活かしていけばいいのかということを考えていたので書いていこうと思います。
参考にするのは下記の図です。

各個人の能力の閾値、才能による個人の能力の幅や努力で得られる伸ばせるまでの力について記しています。
残念ながら人には無限の可能性というものはありません。
時間も得ていく情報も限られたものもあり有限です。
それらをどのように活かして能力の幅を上に持っていけるかがる大切になるのです。


才能というポテンシャルは努力を打ち負かすことができるのかとよく言われることがあります。
これはあります。
例えば、黒人の方の筋肉や骨格の作り方は明らかに日本人とは異なり、陸上などの走る競技では特に大きなアドバンテージになります。
アフリカ系の人でしたらもともと、生まれた土地柄、学校へいくために毎日40kmを走っていたかもしれません。
才能と毎日トレーニングでもなく生活のために40km走っていた人に、日本人が陸上の競技のためにと、走る練習を努力していかに続けていても勝てるかというと結果は火を見るよりも明らかでしょう。

上の図を見てAとBを比較してください。
黒人の方がA、日本人がBです。
Aはもともとポテンシャルが高く才能もありますが、才能による能力の幅はあまりありません。
しかし、もともとの能力値が高いためBが最大限まで努力をしてもAに勝つことはできません。
これが才能による決定づけされたものです。
天武の才といってもいいかもしれません

才能が全てでもない

では、やはり才能が全てかというとそうでもありません。
Dを見てみると才能の幅は大きくポテンシャルが高く可能性を秘めた人物です。
しかし、努力をしないため黒い棒の一番下の能力しかないとします。
一方、努力を最大限までしたBは才能の幅、ポテンシャルで負けているDに勝つことができます。

才能とはなんだったのか

才能とは誰でも持っているものですが、気づくことができるのは本当に運が良かったという他ないものです。
先ほどのDのように才能はあるのに努力をしなかったり、才能があることに気づかないと能力は低いままとなります。
才能とは好きでいられること、好きになれることなのかもしれません。
自分の感性や直感を信じるということは才能へ近づくための大事なセンサーとして役立っているのかもしれません。

努力は10000時間すればプロになれるは嘘

10000時間をかけるとプロになれる
それなりの人材になれるということで、これを目指すといいということは本でも紹介されていています。
エビデンスもあるということで様々な著名人が引用して言っていたりしますので、これは効果があるのかとみんな思っているようです。
しかし、最近の研究では10000時間かけてやっても分野によっては異なるということで効果は一定ではないようです。
つまり、努力を10000時間してもそれが報われるということでもないのです。

以上のように、努力とはすべてが肯定されるようなものではないということを理解した上でしっかりと正しい努力をしていただきたいなと考えている次第です。

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