「頑張れ」より「頑張ってるね」
「頑張って」より「頑張ってるね」と相手に伝える方が実はより人のやる気を出せるんじゃないかと思っている。
頑張ってという言い方は現在の自分を否定されているような気がする。
うつ病の人に、この言葉は禁句とよく言うが、これは本当だ。うつ病の人は"頑張りすぎて" うつ病になったのだ。怠けているわけではない。うつ病の人は自分の内面と誰より闘っているのだ。ただ、うつ病ではない人から見れば"頑張っていない"ように見えのかもしれないが。
怠けているように見える人は内面世界で葛藤しているのだ。
私は内向的だから、自分の内面と常に向き合っている。自分の好きなこと、嫌いなこと、やりたいこと....自分の内面を何かしらの方法で表現することにいつも葛藤している。このNoteも、自分の考えを文字で表現しようと始めた。
私は他にも今年、作曲を始めた。慣れないことばかりで、音楽の知識は全くないが、楽しみながら何とか続いている。私は飽きっぽく、何かを続けるのが苦手だ。だから、このNoteも続くかは分からないが、自分のペースで書こうと思う。
そんな中で「頑張ってるね」と、ある人から言われたのだ。まだ知り合って日も経たないが、私はこの言葉を聞いて非常に嬉しかった。自分が成果を出しているかはさておき、今の自分を肯定されているような気がした。またモチベーションも上がった。
私たちは成果主義の社会に生きている。結果を出すまでなかなか人に褒められない。そして自分はダメなんだと自信を失い、鬱になる。でも、あなたは既に頑張っている。"生きること"は実は結構、エネルギーを使う。生きているだけでもすごいのだ。