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私の写真欲を高めたカメラたち(フィルムカメラ編)
私が写真を撮り始めたのは、中学生の頃。
家族で出かけると必ずカメラを携えていた父の影響かもしれません。
金属ボディで重量感がある一眼レフ・キヤノンFTbを頼んで借りていました。
自分でアルバイトをして初めて購入したのが、コニカのFS-1
![](https://assets.st-note.com/img/1716778304015-KBsOSYecar.jpg?width=1200)
世界で初めて自動装填機能とモータードライブ機能*1を搭載したカメラ。
池沢さとし先生の漫画「シャッターシャワー」*2で主人公が使っていた。
連写できたけど、連写→フィルムがすぐ減る→小遣いに影響するので、あまり多用しなかった記憶(だって、高校生だもんね)
※の部分は、最下部で用語解説書いておきました。
プログラムAE撮影*3が可能になったミノルタの名機、X-700
![](https://assets.st-note.com/img/1716778739180-op7XhKJRaz.jpg?width=1200)
プログラムのおかげで絞りとシャッタースピードを考えなくても良かったので、お散歩スナップ用として愛用していました。
マルチニコンの愛称で呼ばれた世界初のマルチパターン測光*4が特徴、ニコンFA
![](https://assets.st-note.com/img/1716782743495-fEQ8FeRQKV.jpg?width=1200)
使うフィルムによって色が違うことでのこだわりや、陰影の妙を学んだカメラでした。
ニコンのフラッグシップ機、Fシリーズ4代目のニコンF4
![](https://assets.st-note.com/img/1716782829882-grmGXH1X8j.jpg?width=1200)
撮影の基本は身につけていたので、最高の機能が欲しかった時期でした。
その結果実感したことは、技術で足りないことは最高のモノが補完してくれる。いい写真を撮るために頑張れるチャンスをくれるということ。
このカメラからポジフィルム*5で撮影することが多くなり、デジタル移行までの愛機となりました。
次の機会に、デジタルカメラ編を書きたいと思います。
用語解説
若い方やデジタルネイティブにはわからない言葉があったかもしれないので、ちょっと用語解説。
*1 モータードライブ機能
モータードライブとは、カメラのフィルム巻上げの自動化と高速化を可能にするためのカメラアクセサリーである。「モードラ」の略称が浸透している。
*2 漫画シャッターシャワー
*3 プログラムAE
プログラムAEとは、デジタルカメラの撮影モードのひとつで、プログラムモードやPモードとも呼ばれます。初心者には難しい絞り値とシャッタースピードの関係や効果が分からなくても、ピントを合わせてシャッターを切るだけで失敗せずに撮影できます。被写体の明るさに合わせて適切な絞り値とシャッタースピードがあらかじめプログラムされているので、カメラが自動的に数値を設定してくれます。何も知識がなくてもきれいな写真が撮れる便利な撮影モードです。
*4 マルチパターン測光
ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画像が得られます。
*5 ポジフィルム(フィルム)
・写真フィルムは、カラーとモノクロのネガフィルムと、カラーのみのポジフィルムがある。
・ネガフィルムは、色や明暗の反転した画像(これがネガ)をつくり、印画紙にプリントして見る。現像後のプリントで色の調整ができた。
・ポジフィルムは、リバーサルフィルムやスライドフィルムとも呼ばれ、撮影時そのままの状態で見ることができる。ビューアー(拡大鏡)やプロジェクターで投影できる。
・それぞれ24枚撮りや36枚撮りなどがある(デジタルでいうところの〇〇GBのような撮影枚数の限度)
では、また。