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【息子たちへの食育 後編】
こんばんは。健美食料理家 LAÉSSE代表 井上さゆりです。
今日は、食育の話の前に、私が日常で感じている子育てへの思いです。
息子たちと毎日一緒に過ごしていると、自分の好きなことに夢中になり、自由にのびのびと育ってほしいな、と一番強く願っています。
しかし、「自由」という言葉は、「何をどれだけしてもいい」という訳ではないと思います。
テレビをいくらでも見てもいい。
お菓子を無制限に食べてもいい。
ご飯は好きなおかずだけ食べればいい。
それは、私の思う「自由にのびのび」ではありません。
親として思うことは、きちんと大切なことを伝えながら、その事をきちんと学びながら、「自由にのびのび」すること。
そんな風に一緒に取り組みながら、「自由」を楽しめるようにと、心がけています。
昨日の投稿でもお伝えしましたが、今忙しいママさんが多いこの時代で、
私が思う一番大事なことは「ママの笑顔」です!!!
食育もそう、子育てもそう。
伝えたいことや、
「それは駄目」と伝えたくなることやもの。
体に良くなさそうな食べ物でもそうです。
「駄目」と言ってしまいがちなこともありますが、まずはきちんと理由を説明したり、
「こうした方がいいんだよ。」とお互いが笑顔につながる結果になるようにと、
考えては伝えて、考えては話してと、私もいつもこの繰り返しです。
私が「駄目」という言葉をたくさん使えば使うほど、息子たちは「駄目」という言葉をたくさん使う人になってしまうと思います。
でも私の「笑顔」が多ければ、息子たちも「笑顔」の多い人になると思っています。
だから、食育も一緒。
自分も家族も心地よい食育となるようにと、思うばかりです。
では、今日は我が家のルール的なものを綴りますので、さらっと読んでくださいね!
①毎朝毎晩、野菜たっぷりの具沢山お味噌汁を飲んでいます。
とにかくお味噌汁!というぐらいお味噌汁には熱い気持ちのある我が家です。
野菜は、日替わりで色々なものを入れるようにしています。
そして腸内環境のために海藻も大切に食べています。
②完食することが基本です。
出されたものは全部食べること。
そのルールが基本でマナーです。
残したことを怒るのではなく、
「今日も全部食べられたね。」と褒めれるように、
配膳の量をしっかりと考えています。
③食後、おやつの後は、必ずお水をコップ1杯飲んでいます。
これは、虫歯予防が主な目的です。食べかすや糖が歯についたまま長時間過ごすことのないように、最後にお水!の習慣をつけています。
④トイレに行くことは、とってもいいことだよ!
この事を常に言っています。遊ぶことが大好きで、二人とも夢中なので、一時期全然
トイレに行っていないことに気づきたんです。それ以降この言葉を連発しています。
我が家では、トイレに行くだけでも、褒められます😂笑。
⑤原因を本人に考えさせる。自分の口で言わせる。
晩ご飯を全部食べれそうにない時や、
便の状態がいつもと違っていた時など、
必ず自分で振り返るようにしています。
5歳でも3歳でも、一生懸命に考えてくれます。
怒られたから怒られないようにする、ではなくて、
きちんと原因を考えて解決できるようになってほしいと思っています。
⑥初めての食材や苦手な食材は、お味噌汁からスタート!
5歳の長男は、何でも積極的に食べてくれますが、
3歳の次男は、初めての食材にはかなり警戒するタイプです。
私も、今まで色んな事を試してきました。
その中でも良かった作戦が、お味噌汁にイン!でした。
毎日のご飯で食べ慣れているものに、こっそり入れること。
おすすめの作戦です。
⑦愛嬌の湧く名前をつけたりして、食事時間をハッピーに楽しむ。
モチモチきのこ(エリンギのことです。)とか、
ジューシーでお肉みたいなきのこ(舞茸のことです。)
噛めば美味しいラーメンだね(切り干し大根のことです。)など😂
きちんとした名前は伝えますが、ニックネームもよく考えています。
私もすっかり食事中が楽しくなり、息子達も食べながら楽しく考えて、
とてもいい時間になるのでおすすめです。
体に良い食事を提供することを心がけながらも、その食事を食べる時間も心地よく過ごせるようにと、二つの事を大切にしています。
せっかくの家族揃っての、食事の時間。
行儀が悪い時は、注意することはもちろんありますが、
楽しく、美味しく食べられるようにと、思うばかりです。
読んでくださり、ありがとうございます。
では、また〜💕