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あきはなし、はるはいちご (薬膳・漢方話)

秋は梨、春は苺。
何を言っているかというと、漢方の二日酔い対策です。

それなりに渋谷でウェイしてきた人生ですが、
幸いなことに二日酔いになりにくい体質の様で翌日にはカラッとしたものです。

しかし、先日。楽しく飲み散らかしたのち、
・胸がムカムカする
・体が熱い
・眠れない

という症状がありました。

原因を考えてみると、
①お酒を沢山飲んだ
②ニンニクをタップリ使用したオイル※をバケットにしみこませてタップリ食べた。

(※名前は違ったけれどアヒージョ的な料理)
の2つです。

体感②が要因だと感じますが①も当然悪さをしていることでしょう。
二日酔い特有の症状はなかったのですが、翌日もとにかく胸やお腹がスッキリせず。

眠れない夜を通して私が思った事は

「ああ、梨があればなあ」


です。
梨は「体の熱を冷まし酒毒を消す」と薬膳・漢方検定の公式テキストにありました。

しかし、季節は春。
代りになるものはないかと
ムカムカする体を引きずってスーパーへ出かけました。

見つけたのは、赤くて可愛らしい苺!
そうだ今は
(わかってたけど)苺の季節!!!
効用うんぬんよりも「苺食べよう!!!タベタイ!!!」即、購入。

苺は公式テキストには載っていない食材でした。
冷蔵庫で冷えるのを待ちながら、ザッと検索をかけてみます。

検索した結果、苺の「五味」は「甘・酸」、「五性」は「涼」とあります。
これは梨と同じ。
そして、「清熱解毒」とあります。

清熱解毒(せいねつげどく)
体にこもった熱を冷まして取り除くと同時に、毒素を体外に排出する治療法のこと。

引用:https://www.satoyama.bio/medical/treatment/sa/seinetugedoku/

おおおお、まさに梨とよく似た効果であり
今、私の体に欲しいものです。

(夜のうちに食べておけば…)

冷えた頃に食べると当然美味しい。
甘さと酸っぱさが心地よいです。はあ、体に染み入る。

苺は好物なので、漢方とか関係なく、理由なくいつでも沢山食べたいですが、この日はこの効果に感謝。


二日酔いや、暑くて眠れない夜には思い出してください。
「秋は梨、春は苺」

…夏と冬の対策はまたその時に考えます。

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Lady Wizard@ゲームデザイナー
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