開発秘話02:日本神話好きが描く理想の神社の物語
「巫女と吸血鬼と100年の約束」のヒロインは「巫女さん」です。
つまり、舞台は神社です。
思い返せばタロットカードの絵柄にしたいが故に「遠くまで来たな」という気がしないでもないのですが、進んで喜んで楽しんでやっていることです。
そもそも日本神話が好きですので、神社も好きですし、
日本神話を好きになる前から巫女さんは大好きです。
日本神話をいかほど愛しているかはかつてnoteに書きました。
神社の設定
まずは神社の設定を決めます。名前は「榊神社」にしました。
もしも、同名の神社が実在したとしても、当アプリとは関わりございません。
神社の名前って、系統というかご祭神に左右されるところがあるのですが、
創作物ですしファンタジーなので流派的なものからはズラして決めたいなと思いました。
でも、神社っぽさも絶対欲しい。
そこでパッと浮かんだのが「榊」でした。
「榊」はもちろん神道の祭事で使うマストアイテムですが、
御朱印巡りで参拝したとある神社で、大量の榊が水を張った大量の桶に活けられズラリと並んでいた光景が目に焼き付いていたのです。
「本当に榊を沢山使うのだなあ」と、思ったのです。
じゃあ、神社の名前になってもいいんじゃないかな。と。
一応、その神社の成り立ちというか、その名前になったストーリーも作ったのですが、アプリには入れてません。まさに「アプリにならなかった話」なのでそのうち書きますね。
神社の所在地
舞台が日本であることは間違いないのですが、「どの都道府県か」は一切決めていません。
なんとなく"東京よりは西"だろうな。というイメージです。
山奥がいいのですが、心配しなくても日本は山だらけなのでどの地域でも成立してしまいます。
また、更に続編の「告知天使(ガブリエル)と100年の秘宝」で「榊東神社」が登場します。
これは「榊神社」の分祀で榊家の次男が上京して新しく建てた神社の名前です。「榊神社」よりは東にあるから「榊東神社」。(でも東京にあるとは限らない)
つまり、どうしたって"東京よりは西"くらいの位置としか説明できません。異空間かもしれないですね。
神社のご祭神
多分、多くの読者様が読み飛ばしていると思うのですが、一応ストーリー内にはご祭神に関して語っています。
御祭神は天照大神、天宇受賣命、伊邪那美命など。
女神ばかり祀っているのは、大昔この神社が親や夫に迫害された女性たちを守ったからと伝えられる。
「女性の駆け込み寺」というものがありますが、その神社版だってきっとあったろう。というイメージと、
シェルター的な意味合いとは関係なく、
私が「そういう神社あったらいいな」と思ったからです。
なかなか無いんですよね。女神様ばっかりの神社って。
最初はイシコリドメやトヨウケビメ、オトタチバナ、ククリヒメも入れ込んで女神様大集合神社にしようとしてたのですが、
翻訳がただただ難しくなるのと、
欲張りすぎかなーと思い、一応譲歩して三柱に絞りました。
「など」の部分にその名残があります。
アマテラスだけの神社はもちろんあります。
イザナミだけもあります。でもやっぱりイザナミはイザナギとセットなことが多いです。
アメノウズメだけというのもあります。夫のサルタヒコも一緒に祭られがちです。
あ、アメノウズメとサルタヒコですが、
スートリー的には明記していないですが、マインド的にはこのアプリに深く関係しています。
それは開発秘話の後半でお話しますので、記憶の片隅に保存しておいてくださいませ。
アプリ情報
アプリ名:巫女と吸血鬼と100年の約束
創作オリジナルストーリー
リリース:2018年09月09日
17本目のアプリ
iOSはここからダウンロード
Androidはここからダウンロード
↓続き
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