大腸癌で外科手術を受けた話5(入院5日目、食事再開)
ほとんど眠れないまま朝になりました。
今日は朝から採血とレントゲンがあり、結果に問題なければ昼から食事再開とのこと。
前回の入院時は食事再開と聞くと割と嬉しかったのですが、今回はまだお腹が痛く、そうすか…程度の感想しか起きませんでした。
レントゲン室までは自力で歩いて行きました。
痛くて歩けないとかはないのですが、立ったり座ったり、横になったりおきあがったりの動作が辛い。とにかく腹筋に少しでも力を入れる動きがお腹に来る。
手術してお腹に穴開けてる訳なので、痛いのは仕方ないです。
今日から痛み止めは飲み薬になっていて、この薬の力と後は傷が少しでも良くなるのを待つのみ。
レントゲンの結果は問題なく、昼から食事が始まりました。
出てきたのは、汁のみで構成された食事です。
重湯、鰹出汁の具なしの汁、薄めのカボチャスープ、みたいな感じ。
まる4日絶食していたのと、お腹の痛みでお腹が減る、という感覚は無くなってたのですが、これもリハビリと思いゆっくり食べました。
少し食べると(というか飲むと)、腸が刺激を受けて動いている感じがあります。
動くときに痛みがあるので、痛みが強くなってきたら休み、治ったらまた食べ始める、を繰り返して、半分くらいの量でお腹いっぱいになってしまいました。
この日から少しずつ仕事を再開したので、午後は休み休み仕事をしつつ…夕方気がつくと、朝より痛みが軽くなっているように思いました。
少しずつでも回復してるんだな、と実感。
夕飯も汁物のみでしたが、こちらはゆっくり時間をかけて完食できました。
食事が始まったこともあり、この日で点滴は終了となり、自分に繋がってる管がゼロの状態に。
あとは腹の痛みさえよくなれば…。