こども食堂~こどもの笑顔を守る~
レデイ薬局は、
「レジ袋有料化」におけるレジ袋の売上・収益金額の一部を
「ツルハグループ こども食堂ゆたかさ基金」を通じ、
各地の「こども食堂」に寄付する取組を行っています。
こども食堂って?
こども食堂とは、子どもが一人でも行ける
無料または低額の食堂のこと。
全国で9,132か所もあるそうです(2024年2月現在)。
共働きやひとり親の家庭が近年増えており
保護者が仕事や家事に追われてしまったり
生活状況の苦しい家庭もあります。
充分な栄養の食事をとれなかったり、
孤食状態になったり、という子どもが
増えていることがマスメディアで報じられたことは
こども食堂が広まるきっかけのひとつとなりました。
地域の子どもたちをサポートしたいと
各地の有志の方々が立ち上がり
こども食堂ができていきました。
栄養のある食事が食べられるだけでなく、
ご飯を作ってくれる地域の方との交流、
安心して過ごせる居場所の確保など
様々な目的があります。
孤食の解消、食育にも繋がりますよね。
食堂の場所も多種多様です。
個人飲食店さんが運営しているこども食堂もありますが、
公民館や個人宅、お寺や教会などで開催されることが多く、
物理的な「場」というよりは「コミュニティの場」と言えます。
ちなみに利用対象者は子どもだけではありません。
子どもからお年寄りまで、
地域の多世代の方々が気軽に参加することができる場所なのです。
ツルハグループこども食堂ゆたかさ基金
このようなこども食堂の持続的な発展を応援するため、
運営団体に対する助成を行うのが
この基金の目的。
2023年には全国で181件、
レデイ薬局の展開エリアでは19件のこども食堂へ寄付を行いました。
2024年は多数の団体からご応募をいただき、
地域等のバランスを鑑みて
235件を採択団体として発表しております。
味生まごころ食堂
今回、本社近くにあるこども食堂団体が
助成金によるイベントを開催するとお聞きし、
その様子を伺ってきました。
味生まごころ食堂の柴田さんによると
通常は月1回のこども食堂(テイクアウト形式)、
年に数回のイベント形式(夏祭り・クリスマスなど)で運営しているそうです。
またそれとは別に、ひとり親家庭に
国産牛肉や・ホールケーキを
届けたりする取り組みも行っています。
「味生まごころ食堂夏祭り」について
今回のイベントは「夏祭り」。
子どもたちが楽しく笑顔で過ごす時間、
その思い出作りの手助けとなるよう
夏イベントを企画したとのことでした。
柴田さんの活動に賛同する方、
仕事仲間、高校生のボランティアなど
12名のスタッフで地域の方をお迎えしています。
ちなみに月1の通常のこども食堂は
5名くらいで運営されているそうです。
当日は公民館の大会議室をほぼ1日借り切り、
かき氷、わたあめ、ぶっかけそうめん、カレーなどの食のコーナーと、
スーパーボールすくい、輪投げ、くじ引きなどの遊びのコーナーを用意。
約200名もの方が参加していましたよ!
助成金の活用
今回の助成金に関しては
柴田さんがむすびえの募集を見つけ、
応募されたそうです。
「私たちの活動に対してこうした助成を頂けることは
非常に感謝しているし助かります。
味生まごころ食堂はいろんな補助や助成金等で
運営が成り立っていますが、
それだけでなく、
活動に賛同した方から
お米や季節の野菜を頂くこともあり、
本当にありがたいです。」とお話しいただきました。
今後も可能な限り、
運営を続けていきたいという柴田さん。
子どもとお話している時の
とても楽しそうな表情が印象的でした。
こども食堂ゆたかさ基金についての
取組を紹介しました!
こども食堂の存在を知ったり
興味を持つきっかけになったりしていれば
嬉しいです♪