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【参加レポ】好きなときに、好きな場所で、働く・暮らす 現地拠点リモート体験会vol.1 会津磐梯(福島)
「在宅でも、自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、「LivingAnywhere Commons」と「Lancers」が手を取り合い始まったコラボイベント。
今回は「好きな時に、好きな場所で、働く・暮らす」をテーマとして取り上げ、LivingAnywhere Commonsが提供する拠点の1つ、LivingAnywhere Commons会津磐梯(以下、LAC会津磐梯)のリモート体験会が行われました。
私は普段フリーのライターとして活動していますが、今のところ仕事ができる環境は家や漫画喫茶などのみです。
また、実家は山口にあったり、遠方のクライアントさまと直接お会いしたり意外と移動もしていて、「拠点を絞る」という考え方よりも「数拠点ある方がいいな」と思っている方です。
LivingAnywhere Commonsは全国各地に拠点があり、その中の1つでも利用できるようになれば、より仕事の可能性も広がるのではないかと思い参加しました。
LivingAnywhere Commonsの提供する「拠点」とは何なのか
どんな考え方のもと生まれたものなのか
拠点の1つ「LAC会津磐梯」とはどんな場所なのか
など、ブレイクタイムも間に挟みつつ交流し、LAC会津磐梯の魅力をたくさん知ることができたので紹介いたします。
イベントのタイムテーブル
12:00〜スタートし、飲食OKで参加できる形態でしたので、とても気軽に、まさしく今会ってお話しているかのような和やかな雰囲気でした。
参加者は東京をはじめ、静岡や長野など福島とは遠い場所からの参加も多く、在宅ワークが増えた現在、リモートで仕事できる場所を探している人が多いことがわかりました。
LivingAnywhere CommonsはLIFULLの事業の1つ
LivingAnywhere Commonsといわれると知らない人も多いかもしれませんが、LIFULLといえばご存知の方も多いはず。LIFULLは、不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』を運営している会社です。
そんなLIFULLの一事業として設立されたのがLivingAnywhere Commonsです。
地方創生には何が必要か。近年問題になりつつある空き家問題に着目しながら、そして地方自治体とも手を取りながら、定住に縛られない新しい働き方を提供しています。
しかもフリーランスや地域の方など様々な人の交流の場になるスペースは、月額2.5万円で使用できるお得っぷり。
登録した場所だけでなく、全国各地に展開している拠点を利用できるので、まさに縛られずに全国の人と無理なく楽しく交流できます。
今回参加させていただいたのは、その中の1つ、福島県は会津磐梯にできた拠点のリモート体験会でした。
自然豊かで感性も育まれる「LivingAnywhere Commons 会津磐梯」
たくさんの山々に囲まれ、中でも会津盆地側からは、とても綺麗な三角の頂をみることができます。
その美しい姿は「会津富士」や「会津磐梯山」と呼ばれており、日本百名山に選定されているほどです。
美しい自然を最大限生かした「LivingAnywhere Commons 会津磐梯」でコミュニティマネージャーを努めているのが蛯名有里(えびな ゆり)さんです。
福島県育ちの、おうし座B型ビール派という素敵なプロフィールからスタートした蛯名さんはたくさんの移動遍歴をお持ちで、定住からの解放というテーマにぴったりです。
フィジカルトレーナーとしてだけでなく、山岳スポーツの指導や、精神科専属トレーナーとマルチに活動を続けられています。
蛯名さんは長く都心に拠点をおいていたのですが「生きるのに本当に必要なものとはなんだろう」と考えさせられたことや、暮らしになんとなく馴染めなかったことをきっかけに拠点を変えたそうです。
そして、自然豊かで食べ物も美味しく、もっともっと地球と向き合える場所として磐梯を選んだそうです。
*
コロナの影響で在宅ワークにシフトせざるを得ない人も多いですが、あえてシフトしたからこそ見えてくる働き方もあります。
家にこもってばかりの生活よりも、たまには体を動かして美味しいものを食べて、地域や他の人とのコミュニケーションを大切にすることでより効率的に仕事を進めるきっかけになるかもしれません。
LAC会津磐梯のコンセプトは「創造」
LivingAnywhere Commons 会津磐梯は、拠点のコンセプトとして「創造」を掲げています。
都会で暮らすのはとても魅力的で、最新のものに触れることで創造力を掻き立てられそうですが、逆に情報過多に陥ってしまうこともあります。
人間は視覚的な情報に偏りがちで目からの情報が多い場所にいくと勝手に情報を取り込んでしまい逆に創造する容量がなくなってしまうそうです。
環境を変化させ取得する情報量を絞ることでより質の高い情報を手に入れられるので、アウトプット(創造)につなげやすくなるのかなと思いました。
たくさんの自然、人と関わることで固定概念の打破にもつながるかもしれません。
LAC会津磐梯で得られるもの
コンセプトを「創造」においたLAC会津磐梯では以下のようなものを得ることができます。
・遊びに必要な3つの間(空間・時間・仲間)
・未知の体験と出会う仕掛け
会津磐梯では、未知との体験を大切にしています。蛯名さんは「ハブ機能」をはたす場所でありたいと語っていました。
普段すれ違うことのない、夏のスポーツと冬のスポーツやインドアの人とアウトドアの人、初心者の人とベテランの人など、たくさんの人が交わり体験を大事にできる場所。
ありそうでなかったこの体験によって新しい何かをひらめくきっかけになりますし、3つの空間の中でも重要視された仲間を作るきっかけにもなります。
信頼し、時には切磋琢磨しあえる仲間と遊びだけでなく仕事ができれば、最終的により良いものになるに違いありません。
ロケーションも最高
LAC会津磐梯は、周りを山と湖に囲まれています。画像で言えばちょうど真ん中当たりに拠点がありますので、遊びも仕事も充実させることができます!
流れる川を眺めて心を癒したり、沈む夕陽に思いを馳せるのも一興です。いろんな形で自然に触れながら仕事もできる最高の空間ではないでしょうか。
ただ「初めてだと不安」そう感じる人のためにお試しワーケーションも用意されています。湖の上でのんびりと過ごすプランなど様々なものが用意されていますよ。
また、トレッキングなども用意されています。どれも魅力的なプランばかりですので、気になるプランがある人はぜひ問い合わせてみてください。
同時進行でたくさんのプロジェクトが始動
プロジェクトマネージャーの蛯名さんを中心に、会津磐梯ではまだまだたくさんのプロジェクトが始動しつつあります。(一部紹介させていただきます)
・磐梯アウトドア映画祭(BANFF)
・トレイルネットワーク
・エリアトレイルネットワーク
中でもBANFFを取り上げたいという蛯名さん。
自然豊かな会津磐梯であれば、BANFFも夢ではありません。蛯名さんの思いを現実にするためにも会津磐梯の拠点が大きなポイントになるのではないかと思っています。
オンラインで実施されたアンケートのまとめ
今回の会津磐梯の体験会では最後にアンケートの投票がありました。アンケートの内容は、「もし自分がワーケーションするならどのように利用したいか」というものでした。全部で5問ありましたので、結果を1つずつ見てみましょう。
1.滞在中の遊びの配分は?
もし、会津磐梯を利用したとして、遊びの部分の割合はどれくらいかという質問なのですが、半分半分と考えている人が意外と多いことがわかりました。
蛯名さんが紹介してくださった自然の数々や、磐梯の魅力を聞くとリフレッシュしながら仕事もしたいと思う気持ち、すごくよくわかります。(私も半分半分に投票しました。)
3%の方が仕事100%と回答しており、在宅ワークでは中々仕事が捗らない部分があるのかな、と今後の課題になりそうな回答もありました。
2.誰と行きたいですか?(複数選択)
もし、会津磐梯のスペースを利用するとしたら誰と行きたいですか?という質問ですが、友人や家族と回答する人が多い中、同僚やひとりで行きたいという回答もありました。
私は友人や家族と行って自然を楽しみながら子供の相手をしつつ、夜はきっちり静かなスペースで仕事ができるなと思いました。
同じように考えている人も多いのかなという印象でしたが、会社の同僚と参加すればより切磋琢磨しあえるのでは、とも感じました。
3.訪問人数(複数選択)
会津磐梯のスペースを利用する際の訪問人数についてのアンケートですが、ここは2〜5人が圧倒的に多かったです。
会津磐梯の魅力はなんといっても広大な自然と美味しいご飯、そしてその楽しみ方を教えてくださる蛯名さんの存在です。
10人以上で参加したいという人もいらっしゃったので、今だからこそみんなで癒しやリフレッシュを求めたり、チームビルディングをしたりするニーズもあるのかなと考えさせられる結果でした。
4.滞在期間(複数選択)
滞在の時間は、1〜2週間程度以内を検討している人が多いことがわかりました。
仕事と遊びが半分半分という意見が多かったことを考えると1〜2週間程度以内に意見がまとまるのもなんとなく理解できる気がします。
また、ご家族で利用するとしても程よいのではないでしょうか。長い休暇をとることが難しい方でも1〜2泊であれば気軽に利用できますよね。
5.体験したいアクティビティ(複数選択)
会津磐梯ではこんなにたくさんのアクティビティを体験することができます。
カヌーや登山、スノーボードなども楽しめるのはとても魅力的です。もちろんアクティビティだけでなく自然観察もあります。
普段都会で暮らしている人は自然に触れる機会も少ないのではないでしょうか。磐梯はとても自然が豊かな場所で、地球を感じ心癒されること間違いなしです。
LivingAnywhere Commons 会津磐梯リモート体験会まとめ
LivingAnywhere Commonsは「共創(ともにつくる)」という考え方を大事にしており、今回の会図磐梯のイベントもこのモットーを元につながったメンバーで開催されていました。
イベント後半には少人数のグループに分かれての交流会が設けられ、話しにくいと感じることなく、色々な質問をすることができました。人数が多い場合はチャットを利用してリアルタイムで質問に回答してもらうなどの対応もされていたので、参加しにくいと感じることはまずありません。
終始楽しい雰囲気で体験会は進んでいき、あっという間にエンディングを迎えました。
*
コロナの影響で、はからずしも在宅での仕事に目が向けられるようになりました。
これからどのようなスタイルで仕事に取り組むかが、仕事の生産性にも大きく関わってくるのかなと改めて考えさせられる体験会となりました。
最後は、参加したみなさんでカメラをONにしてお決まりのポーズでぱしゃり♪
今後も全国各地にLivingAnywhere Commonsの拠点ができる予定です。会津磐梯のように、その土地の魅力を生かした拠点がたくさんできるのがこれから楽しみです。
これから全国の拠点を訪れて、いろんな方と交流したいと思いました。
《次回以降のイベントのご案内》
LivingAnywhere Commonsでは、ランサーズ株式会社と共催で、働き方やライフスタイルをテーマにしたイベントを随時開催しています。
多様な働き方やライフスタイルを持つ皆さまが集まるからこそ、「そう来たか!」「そういう暮らし方も、面白いかもしれない」など、新しいアイディアに出会えるかもしれません。
今後のイベントの詳細は、LivingAnywhere CommonsのFacebookグループにてご案内しています。イベント参加を希望される方は、ぜひフォローされることをおすすめします!
▼LivingAnywhere Commonsとは
株式会社LIFULLが運営する、場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践を目的としたコミュニティです。
メンバーになることで、日本各地に設置された「LivingAnywhere Commons」の拠点の共有者となり、仲間たちと共生しながら、自宅やオフィスにしばられないオフグリッド生活を体感できるだけでなく、理想の生き方を実現するための技術やアイディアを共創する、刺激に満ちた環境に身を置くことができます。
▼Lancersとは
Lancersは、日本最大級のクラウドソーシング・プラットフォームを提供する会社です。「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」を目指しています。
Lancersのサービスを利用すれば、ホームページ制作、ロゴ作成などのデザイン、アプリ開発、システム開発、ライティングなどの仕事を、いつでもプロに依頼することが可能です。
<ライター・本田瑞穂>