【受講体験記】ポジティブ心理学講座：６日目（ポジティブコーチング入門編）

ラシクアカデミー事務局兼受講生のやまぴーです。
今日は「ポジティブ心理学講座」６日目の様子をお伝えしていきます。
今回は【応用編】３日目となります。

その前に…この１週間は前回の講義で学んだ「関心を持って喜んで聴く（積極的建設的反応）」を意識して過ごしてみましたので、そのことについて書きますね。

この一週間の出来事

今週は高齢の家族の生活支援について色々な手配をしていました。
こういうことって本人の希望を聞かずに家族が良かれと思ってやってしまいがちなのですが、それだと続かなくなってしまうことに気がつきました。

そこで、今回は家族の意向をしっかり聴くことにしました。
どういう風に過ごして行きたいのか、どういうことが嫌なのか。
「嫌だ」と言われたことについては、なぜそう思うのか？に焦点を当てて
話をしてみました。内面にフォーカスしていくことで、家族が小さな頃から今までどんなことを大事にしてどんな風になりたいと思ってきたのかなどを少しずつ話してくれるようになり、だからこういう風に過ごしていきたいんだなと理解することができました。

聴いた内容を踏まえて様々な手配をしましたが、それでもうまくいかないこともありました。今までの私ならそれを失敗ととらえて落ち込んでいたのですが、今回は失敗と捉えず改善に向けて動き出すことができるようになりました。

どんな年齢になっても一人の人間。できる限り本人の意思を尊重し自分らしく生活できるようにすることで、well-beingな状態で過ごしてもらえるよう頑張っていきたいと思っています。

ベストな人間関係を創る③
～ポジティブコーチング（入門編）～

それでは、６日目の講座に話を戻しますね。
今回は【応用編】ポジティブコーチング（入門編）について学びました。

「ポジティブコーチング」は、その人が本来もっている創造性を呼び覚ますために、強みにフォーカスして目標を達成させるための手法となりますが、その際必要なのは「傾聴力」であることは言うまでもないかと思います。

私は一応キャリアコンサルタントの資格を持っているので、ある程度傾聴はできると思っていたのですが…。あるワークで、情報収集の問いかけばかりしていることに気がつきハッとしました。本当にその人に関心があるのならば、その人の内面についての問いかけをするはず。それができていなかった理由は「次は何を聴こうか」とか「自分が興味ある質問」に気持ちが飛んでいたからだと思います。

今回のワークでそれに気づくことができたので、これからは目の前にいる人の話に集中し、相手の思いなどにも心を巡らせながら、お話を聴いていきたいと思いました。黒ちゃん先生がおっしゃっていた「知っているのと知らないのとでは全く違う」ということを今回もまた体験しました。

後半、実際にポジティブコーチングをするワークをしました。
今回は、その人が本来持っている力を信じて、あたかもその人であるかような気持ちで聴くように心がけてみました。

また、どんな経験をしてきたのか、その経験をどのように捉えどんな意味づけをしているのか、そういうことも聴きながら、その人の強みを感じていきました。その強みを相手に伝えることで、少しでも新たな気づきや何か伝わるものがあれば嬉しく思います。

そして、自分がポジティブコーチングされた時の感想です。
自分が一番輝いていた時のことを話していたのですが、その時の経験をうまく引き出してもらい、何十年もの時空を超えて当時の気持ちにワープすることができました。そしてやっぱり私は「人を笑顔にするために素敵な時間を演出したいんだな」ということを再認識しました。

私はこの講座が始まる時に、前職でクレーム処理をしていてそれがトラウマとなり「人が怖い」と言っていたのですが、黒ちゃん先生が「今は人が好きに変わってきてますよね。」とフィードバックしてくださいました。

ポジティブ心理学を学んでいくうちに、本来の自分の気持ちや価値観をきちんと意識できるようになってきていることにびっくりしました。
また、自分の強みを言ってもらえることで、自分でも気がつかなかった部分に目を向けることができたのはとても素敵なことだなと思います。

今までは、しんどいことやつらいことを避けたい一心で本来やりたいこととは違う仕事を探してうまくいかないことが多かったのですが、これからは一歩ずつでもいいので「人を笑顔にするために素敵な時間を演出する」ようなことに向かってチャレンジしていきたいと思います。

まさにポジティブ心理学の実践者！

話は少し変わりますが、黒ちゃん先生が素敵なエピソードを話してくださったのでご紹介しますね。

先週、黒ちゃん先生がとある社員研修に行くと、３時間で約束した研修が手違いで１時間半ということになっていたそうなんです。どうしようかということになったみたいなのですが、そこは切り替えて、どうしたら１時間半で楽しく意義のあるものにできるかな～とある意味ハプニングを楽しまれたそうなんです。

私なら焦って頭が真っ白になっていたと思いますが、この「ハプニングを楽しむ」というのもポジティブ心理学ならではだなと思い、さすが黒ちゃん先生！！と改めて尊敬の念を抱いてしまいました。

まだまだ黒ちゃん先生の足元にも及びませんが、少しずつ知らないうちに、自分が良い方向に変わってきているのを感じています。
これからの学びもとても楽しみです。

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お読みいただいてありがとうございます。
本日も皆さんが笑顔で過ごせますように！！

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