#2 自分や周りを変えたい人へ、なりたい自分になる方法【7つの習慣】
あなたは、もしかして他人の人生を生きていませんか?自分の人生は自分で選択しよう。7つの習慣を読めば、その方法がわかります。
1. 基本情報
著書:完訳 7つの習慣
著者:スティーブン・R・コヴィー
ページ数:517ページ
発売:2013年
キングベアー出版によると、全世界3,000万部、国内220万部を超えているとのことで、まさに人生哲学の定本です。
2.本を読むきっかけ
最近の私といえば結婚もしたし、マンションも買ったし、夫も優しい、同僚もいい人ばかり、何1つ悪いことなんてなく、なるようになるさと思っていました。
Twitterで人生を変える本として紹介されているのをきっかけに、特に人生を変えたいと思っていないけれど、とりあえず読んでみようと思って手に取ってみました。
3.自分の中の問題点
本を読んで、自分に対する気付きがありました。
・私は、本当に私の人生を生きてきたのか?(人生を自分で選択してきたか?)
・自分が死んだとき、周りにどんな人だったと思われたいのか?
私は親から勉強するように言われて勉強し、その結果大学院までいきました。行く大学は自分で決めたものの、なんで勉強すべきか考えたことは、その当時はありませんでした。また、仕事でも家事でも、「〇〇しなくてはいけない」からすることが多いと気付きました。
コヴィー氏によると、これはいわば「自分の人生を生きていない、他人の人生を生きている」ということです。
また、本には自分が死んだとき、葬儀場に集まる親族や友人を俯瞰的にみて、自分の最期、彼らに自分のことをどう思ってほしいかを想像するように書かれていました。
自分の最期にどう思ってほしいか・・・勉強ができる人だったと思われたい?仕事ができる人だと思われたい?コヴィー氏によると、自分の最期に思ってほしいことを目指して生きるべきだということです。
4. 変わるために行動すること
私は、このように行動していくことを決めました。
・「しなければいけない」「しなきゃ」という言葉遣いをやめる
・自分で選択して、「〇〇をする」と決める
・自分の最期に、「愛されていた」と思ってもらえるような行動をとる
・自分のミッションステートメント(信条や理念の表明)を作り、その通りに行動する
ちなみに、これはコヴィー氏の本の一部、「第一の習慣 主体的である」、「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」の部分です。私はまず、この部分を行動に移します。
第七の習慣までは、「第三の習慣 最優先事項を優先する」、「第四の習慣 Win-Winを考える」、「第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される」、「第六の習慣 シナジーを作り出す」、「第七の習慣 刃を研ぐ」があり、道のりは長いです。コヴィー氏も全てできているのかとの質問には「努力はしているが完璧にできてはいない」と答えています。
第一の習慣、第二の習慣ができるようになったら、第七の習慣まで続けていきます。
5.行動による変化
・「しなければいけない」「しなきゃ」という言葉遣いをやめる
・自分で選択して、「〇〇をする」と決める
について行動し始めて、気づいたことがあります。
「しなければいけないこと」に囚われ過ぎて、自分で何をするか選択をするということを、ほどんどやってきていなかったということです。
「勉強しなきゃ」「片付けなきゃ」「ご飯作らなきゃ」「仕事がんばらなきゃ」・・・そんな言葉を使い続けていたのです。
まずは、言葉遣いを変えました。そうするとイライラしたり、嫌な気持ちにならなくなりました。(自分の意思で)「勉強する」「片付ける」「ご飯を作る」「仕事をがんばる」そう言葉に出してみると、なぜその行動をするのかも一緒に考えることができるようになってきたからです。
「(仕事でわからないことを解消したいから)勉強する」
「(気持ちよく生活がしたいから)片付ける」
「(夫と一緒に夕食を食べたいから)ご飯を作る」
「(自分のレベルを上げたいから)仕事を頑張る」
人は、理由があると行動に移しやすくなるものです。また、自分で選択して生きているという実感も持てるようになりました。まさか言葉遣いだけでこのような変化が出るとは思っていませんでした。
これから行動していって、気づきがあれば、それも記事にしたいと思います。これからの変化がとても楽しみです。
6.終わりに
コヴィー氏は残念ながら2012年に亡くなりましたが、その意思は本となって受け継がれています。
コヴィー氏の本は、特になんとも思っていなかった、なるようになると人任せにしていた私の人生に、自分で選択するという喜びを与えてくれた、そう思っています。
今までの人生を振り返って、自分で選択してこなかったと思った方、そんな自分を変えたいと思った方は、ぜひ本を通して、「7つの習慣」を実行してみてください。
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