心の模様 NO1
先日、昔からの憧れのバンドメンバーと写真を撮ってもらえた。
ファンクラブ向けのイベントだったんだけど、何でだろ。
始まる直前なのに気持ちとは裏腹に気分が上がらない。
待ち時間に姉とLINEでやり取りをしてた。
別のバンドの「もうすぐ10周年記念日だね。」と。
姉は「記念日はあんまり好きじゃない。特別な1日は直ぐに終わっちゃうから。毎日を大切にしたい。」と言う。
「そんなもんかね。確かに今並んでるバンドの結成の日にちまで知らんけど。」
そこで気が付いた。
あ~、この落ち気分は終わりを頭のどこかで考えてしまうからか。
そういえば昔から大好きなドラマほど最終回は見なかった。
終わってしまうのが嫌で。
映画もクロージングに入りだすと何だかソワソワする。
家で録り溜めていた映画を見てるときも、終わり近くになると一時停止して掃除機かけたりしてる。
終わりが寂しかったのか。嫌だったんだ。
何だか凄く納得してしまった。
一人の時間が結構好きで、大人数での集まりは好きじゃないのに自分で思ってるより寂しん坊ではないか。
変なの。
写真はやはりスタッフさんの「ハイチーズ」の一瞬で終わり、緊張し過ぎてどなたの顔もまともに見れんかった。
ペコリと一礼するので精一杯だったわ。
帰りの電車で特急に乗ったつもりが各停だったことも駅に着くまで気が付かなかった。
夢心地とはまさにコレ。