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心の模様NO.7
つい最近、『HSP』という事を知った。
『ハイリー・センシティブ・パーソン』
世の中がコロナで騒然・混沌としてくる前年からインフルエンザも流行るからアルコール設置とマスクの着用を会社に訴えていた。
結局何も動いてくれない会社。やっと動くと思ったら買い占めで買えない。
それ見た事かって感じだ。
自己防衛と、自分が所属している小さなグループの人達にだけマスクを分け、アルコール提供し始めた。
益々危機感が迫り、大好きなライブに行く事も、心を落ち着かせるための喫煙一服すら出来ない。。
ホントは自分が感染したって別にいい。
でも自分を感染源として大切な人々にうつす事だけはメンタル的にも超絶無理だ。
そう思って自分で出来うる事を考えに考えた末、まずは自分が健康でいなければ!に行き着いた。
2年ほどまともな食事をしてこなかった。
チョコモナカジャンボで生きてきたと言っても過言ではない。
とりあえず、朝ごはんを食べる事にした。
座ってゆっくり食べる事・お皿に盛ると視覚でお腹いっぱいになり一気に食欲が失せるから出勤の支度をしながら口に放り込めるセロリ、プチトマトから始めた。
同じ頃、オンラインサロンで繋がっている人の『太りにくい身体の作り方』にたまたま参加した。
その人が教えてくれた美容整体師の先生の筋トレ・ストレッチを見ながら身体を動かす様になった。
そのYouTubeにひょっこり張り付いてた他リンクに
『HSP』について語られていた。その先生の話し方は好きじゃなかったけど、調べれば調べる程アタシの感覚は『HSP』=とても繊細な人だった。
『繊細さん』という本も出ている!つーか、ベストセラーじゃないか!今度ゆっくり読んでみよう。
今まで自分の感じる不安や、心の中のわだかまりを話しても全く通じない、イライラするだけの上司。
脳の仕組みが違うんだ。つーか、むしろあちらの人の方が圧倒的に多いのか。
『HSP』は人間だけでなく、全ての動物に一定少数存在する。『HSP』の人は感じるアンテナがもの凄く高い。
だから、ちょっとした仕草、話し方で本音と建前も直ぐに解ってしまう。
Wikipediaでは「環境の変化や危険などにいち早く感知し、隠れた脅威に反応することで、集団全体が危険にさらされる前に警鐘を鳴らすこと」がある。この危険察知・喚起の役割は、しばしば「鉱山のカナリア」に例えられる」とある。ちょっとムカつく。
でもこの事を知ったらとっても腑に落ちた。
社内でアタシと同一人物?って思える人が数人居て、とても不思議だった。
カチンとくる言葉に首を傾げるタイミングも同じ。
心療内科の先生に言ってみた。
「話が通じない、空気読めない上司の事が何かちょっと理解出来た。」
「そうですね。別の生き物ですから。」
ほほぅ。。更に納得。
昔から人見知りで、カミナリが死ぬほど怖い。
背後から肩をチョンってされるだけでビック~ン!
ミュージシャン、ダンサー、デザイナー、クリエーターが大好きで直ぐに感涙してしまう。
『HSP』は病気でもない。生まれ持っての気質だから治せるものでもない。
しかしながらアンテナが高すぎるばかりに自・他の事に傷つきやすく、哀しい事にも楽しい事にも刺激を受けすぎて疲れやすい。だから鬱にもなりやすい。
反対に誰よりも感動を受けられるという特典もあるのだ。
もうちょい早く知ってたら生きやすかったのかもしれないなぁ。と思いながら今日もセロリをボリボリ食す。
セロリの葉っぱまで食べる日が来るなんて。
『セロリ』って奥深い。それをとっくの昔に察知してる山崎まさよしはやっぱすげぇなって思いながら今日も自分なりに生きる道を彷徨う。