差がつくのは足元。指導者は教えない大事な事!!
お洒落は足元から
誰でも聞いた事があるだろう。この言葉。
トレーナーをしていて思うのは、
パフォーマンスも足元から!である。
昨今はスパイク一つとってもかなり良いものが増えているのは事実。
サッカーは、ソックスから拘る習慣は中学生以上のカテゴリーではもう当然。
バスケはソックスに拘るというのをあまり現場では見ないが、バッシュの進化はとまらない。
バスケの事で言えば、バッシュ選びに関して色々と言いたい事はあるが今回はオフ・ザ・ピッチなので、そこは置いておく。
競技以外での足元に関しては、サンダルを禁止するクラブチームがある事を聞いた事があるが、
理由は怪我をする危険があるから。と子供達は聞いているようだ。
まー、それ以外にもサンダルでは
・正常な歩行🚶パターンが崩れる
・足趾が丸まる
など良く無い事は沢山ある。
話がずれるが、1.2年前から流行り出した
ウーフォスに始まるリカバリーサンダルだが、
(知らない人の為に写真だけ)
コレは扁平足の人には確かに良いもので、
私も愛用してる。が、外では使用しない。
猫も杓子もリカバリーサンダルである印象だが、
ハイアーチの人がコレを使用するとリカバリーどころか疲れるのでご用心。
この辺りの事を知りたければ、ご連絡ください!笑 話をもどそう。
正常な歩行パターン🚶
サンダルでは踵をズルような歩き方になり、脱げないように親指に力が入ってしまう。
まー、皆さんだって想像すればわかるだろう、
サンダル履いた人で綺麗に歩いてる人などいない。笑
大体の指導者が怪我をするから。という理由は
サンダル履いてて怪我するくらい足元の感覚が低下してるなら、そもそもパフォーマンスは上がらんだろ。って私は思う。そんな理由で禁止にするのはバカだ!笑
一般の人にはどうでも良いことかもしれないが、
私達、国家資格者やアスレティックトレーナーの資格を持つ人間はこんな感じで学ぶ↓
まー、こんなのはどうでもいいのだ。
大事なのは、
踵のやや外側からついて、拇趾と第二足趾の間あたりに重心が抜けていく。
サンダルだと、間をすっ飛ばして踵から一気に拇趾に体重移動がなされてしまうのだ。
サンダルじゃなくてスニーカー履いててもそうなってる人は沢山いる。
だいたい、ガニ股の人はそんな感じ。
なので、サンダルは確かになるべく履かない方がいいだろう。
そしてやっと本題!
高校生に接していると驚くほど良く見かけるのが、ランニングシューズを普段履いてる人だ!
要は、はやりの厚底シューズ
コレはマジでやめた方がいい。
これならまだサンダルの方がいいんじゃないか?と言いたくなる。
この手のシューズを履いてる生徒に、「これよく無いよ。」と話すと、「マジっすか?なんで?メチャクチャ歩きやすいんですけど。」と100%返ってくる。笑
そりゃ、カーボンプレートが踵から爪先まで入ってて、曲がらなくしてあって、超抗反発を実現してるから、踵が地面につくや否や、床半力により跳ねる感覚になる。
私達世代(40オーバー)なら分かるはず、
ドクター中松の発明?したあのシューズの様な感覚なのだ。
厚底シューズで普段歩いていたら、正しい足圧は感じれず、どんな歩き方をしても疲れない強いクッション性に守られているから、プレー中に足が攣ったりしてしまうのだ。
この様に、足裏には固有受容器が沢山ある。
コレらを敏感にしておく必要がある。
その為にはなるべくソールの薄いモノを履き、鍛えるくらいの事をした方がいい。
まー、たいていの学生は嫌がるだろうし、暖かい季節しかできないけど、私がイチオシするのはこれだ↓
ワラーチサンダルと一般的には言われている。
実際、私は春から秋にかけてはワラーチサンダルで、ランニングしたりする。
ワラーチサンダルと検査すると沢山商品がヒットするが、気を付けてほしい。
既製品はダメ!
簡単に作れます。だから作り方の動画も沢山ある。けど、これもダメ!
要は、足の機能解剖学もしらない素人がなんの理屈もないままに作ってるからです。
ワークショップまでやってるバカもいる。
それでは本末転倒というか、逆に足を悪くする。
本当にやめてほしい。
興味がある方は、ご依頼下さい!