ザクザクカード→「問いをつくる」
カードの名前を「ザクザクカード」にしました。
私は「eurekaカード」がよかったのですが・・・、お世話になっているM先生が「ザクザクカードにしよう」と、命名者となりました。
1.「問いをつくる」の活用場面
①問いをつくる・・・体験活動等を通し問いを設定し活動の見通しをもつ
②調べる ・・・必要な情報を取り出したり、収集したりする
③整理する ・・・集めた情報を整理したり分析したりして思考する
④伝える ・・・発見したことや自分の考えなどをまとめて表現する
2.「問いをつくる」のデザイン
キーワード・イラスト・例文から構成しました。
キーワード 5W1Hと調査抽出した問いの視点をキーワードとしました。
・5W1Hをベースにした問い:6種類
①問いの対象:主体 キーワード:だれ?
②問いの対象:定義 キーワード:なに?
③問いの対象:時間 キーワード:いつ?
④問いの対象:空間 キーワード:どこ?
⑤問いの対象:因果 キーワード:なぜ?
⑥問いの対象:当為 キーワード:どうしたらいい?
・調査から抽出した問い:8種類(対象:現職教員、n=94人)
①問いの対象:様態(現在) キーワード:どんな?
②問いの対象:様態(過去) キーワード:どうなる?
③問いの対象:様態(未来) キーワード:これまでは?
④問いの対象:条件・仮定 キーワード:もし?
⑤問いの対象:程度 キーワード:どのくらい?
⑥問いの対象:選択 キーワード:どっち?
⑦問いの対象:比較 キーワード:ほかには?
⑧問いの対象:方法 キーワード:どうやって?
イラスト キーワードを象徴するようなイラストを記載しました。
例 文 キーワードの活用例をいくつか例示しました。
3.「問いをつくる」の活用例①
・小学校の総合的な学習をイメージした活用例。
①探究テーマ(全体)と出会う
・探究テーマ(全体):ex.)ツチノコ商店街
・体験活動:ツチノコ商店街を探検して、「?」を見つける。
→「問いをつくる」カードを使いながら、問い(個人)を立てていく。
→ワークシートに記入してもいいし、ふせんに書き出してもいい。
②探究テーマ(個人)を決める
・問い(個人)を全体で共有しながら、いくつかの仲間に分ける。
→模造紙や黒板などに子どもたちが考えた問い書き出していく。
・それぞれの仲間(ヒト・モノ・コト)に名前をつける
→ex.)Xチャート、Wチャート、KJ法(ふせん)
→ex.)名物・働いている人・お店・お客さん・歴史など
・仲間(ヒト・モノ・コト)の中から、探究テーマ(個人)を決める。
③調べる計画を立てる
・探究テーマ(個人)に対する問い(3〜4個)を選ぶ。
・探究計画書をつくる。
*探究計画書は、ザクザクカード→「調べる」にアップ。
4.「問いをつくる」のイラスト引用元
このカードに記載しているカードは、フリクラでから提供していただいています。
*「問いをつくる」カードを使ったゲームもあり〼。今後アップ予定。