【forkwell×HERP主催】エンジニアの候補者体験の最適解とは？イベント登壇レポート
こんにちは、PX古屋です！
今回は、同僚の遠藤 / 今年3月入社のエンジニア 坂本が4/8(木)に登壇した【エンジニアの候補者体験の最適解とは？~POL入社メンバーと人事が振り返る選考プロセス~】にて紹介しましたCX(Candidate eXperience)施策について詳しく解説してまいります！
実際に坂本の入社に至る意思決定プロセス(エモVer)や、弊社候補者体験設計など一部公開しますので、ご参考にしていただけますとうれしいです。
Forkwellさん、HERPさんに主催いただきましたこちらのイベント、お二方の安定したファシリのおかげもあり、遠藤 / 坂本両名共とても落ち着いて色々とお話できているように感じました。ご視聴いただきましたみなさま、改めてありがとうございました！
なぜPOLへの入社を決めたのか？
イベントでは今年3月にエンジニアとしてジョインした坂本がスカウトを受け取ってから入社決定に至る感情や意思決定プロセスを下記表に表現し、解説いたしました。坂本と弊社の出会いは、まさにイベント主催のForkwellさんであった為、相当にエモいのです。。！
下記の通り当初は、市場価値を測るためにスカウト媒体に登録＝転職温度感は高くない状態だった坂本ですが、弊社スカウトメール受信〜面談、面接に至るまで顕著に意欲を上げておりますっ！（ありがたい&嬉しい限りです）
弊社は人事をPX(People eXperience)と名付けている背景からも、関わる方の体験を豊かにすることをモットーとしている為、CX(候補者体験)へは拘りをもっている自負があります・・！（もちろんまだまだ改善点も多いです）
その拘りの1つがスカウトメールなのですが、スカウトメール＝ラブレターと認識し、1通1通を個別にカスタマイズしながら想いを込め送付しております。またスクラム採用を導入していることからも、人事メンバーではなく現場メンバーが「共に働きたい人」へ直接スカウトを送り、候補者様に寄り添う体制をとっています。
弊社DRスタイルについては、当方が昨年末に登壇したWantedly×HERP主催イベントにて詳細解説しております、ぜひ下記レポートをご参照ください。
実際にスカウトメールを送付したメンバーからは、下記のように「魂込めました！」「生き霊飛んでるかもｗ」「返信くるといいな」とかなり前のめりで祈る気持ちをもって日々候補者様にメールを送付しております。
※実際にスカウトメールを送ったメンバーからの感想共有
もはや祈りは通常運転(´∀｀)
その甲斐あって3月には坂本入社に至る訳なのですが、数あるスカウトメールになぜ返信したか？に関しては「自分の大事にしている価値観を汲み取ったメッセージをくれたから」とのこと。
やはりスカウトメールはルーティンの作業にするのではなく、質を高めるひと工夫を惜しまないこと / なぜあなたをスカウトしているのか明示することが大事だと改めて認識いたしました！
入社への温度感を高めるためにしていること
改めて弊社People eXperienceとは、POLに関わるヒトの体験を豊かにしていこう！という部署になります。現在は採用をメインに業務推進していますが、本来であれば採用のみならず組織人事機能も伴う部門になります。
また関わるヒトには既存メンバーのみならず、未来のメンバー(POLファミリー)と卒業後のメンバーも含まれます。
候補者様の「転職」という人生の大きな分岐点において「POLを選んでいただくこと」が双方にとって最善の道になるよう、確り伴走することが採用でのPXの役割です。では、道を選んでいただくために何をしているのか？主に実施していること2点をご紹介していきますね。
1. BUMP FRIDAY(全社会議)へのご招待
採用においてはスキルマッチのみならずお互いの価値観の一致(カルチャーマッチ)が大事だと考えている為、全社会議にご参加いただくことでメンバーや会社の雰囲気を体験し親和性を確かめていただくことを目的としています。
※BUMP FRIDAYとは？週1回各部署メンバー全員が集まり、週次OKR進捗報告や成果を褒め称え合う会です、詳細は下記記事ご参照くださいませ
オンラインで実施していることから候補者様も参加しやすく、かつメンバー同士の掛け合いを覗いていただくことで「POLの色」や「POLらしさ」を感じていただくことが出来ています。実際参加した候補者様からは「メンバーの個性がすごく理解できた」「雰囲気が感じとれ親近感が湧いた」などお声を頂戴しています！必ずしもプラスの印象だけではないですが、それも雰囲気を感じていただいたからこそ。体験をしていただくことが意味のあることだと考えているので、ギャップがあった場合も理由を確り受け止められるのがまた良い側面でもあります。
BUMPご参加においては候補者様のみならず、どなたも参加可能なオープンな場ですので、ご興味ございます方はご一報くださいませ〜！
2. POLove Letter(ポラブレター)のお渡し
スカウトに関しては「スカウトメール＝ラブレター」であるとお伝えいたしましたが、実際にオファーに至った方へリアルなラブレターをお渡ししている施策がこちらになります。
POL×Love Letterを掛け合わせ、名付けてPOLove Letter(ポラブレター)！（どれだけラブレターが好きなのだ）
内容は、オファーに至った理由 / 実現いただきたいこと(期待) 等、選考に関わった全てのメンバーから候補者様への想いをぎゅっと詰め込んだラブレターになります。こちらは条件面等を記載した内定通知書と共に候補者様へお渡しし、また紙面だけではなくオファー面談時には選考者全員一堂に会し、直接その想いを伝える【告白タイム】も設け、ラブレターの内容だけではなく候補者様への熱い気持ちを伝えています。
告白タイムでは、実際に1人2分程度時間をかけしっかりと「どうしてあなたに来ていただきたいのか」「来ていただくことにより双方の未来にどのようなインパクトがあるのか」真摯にお伝え。結構恥ずかしいのが正直なところなのですが照 私たちも覚悟をもってオファーをしているので、少しでもその熱量を感じていただきたい、そして是非仲間になっていただきたい。。！とその一心でお伝えさせていただいております。
最近ではラブレターの返事をお手紙でいただくことも増え、私たちが大事にしている価値観が伝わっていることを実感することが多くなりました。これまで入社したメンバーからも「ラブレター渡されたら断れないｗ」と感想をもらっていたりもします。ありがたい限りです。
※実際にいただいたラブレターへのお返事例
こちらもスカウトメールに通ずるものがあるかもしれませんが、兎にも角にも「だから、あなたが必要です」というメッセージが何よりも大事であると思っています。感情に偏りすぎてしまっている節も若干ありますが、それでもやはり人生の分岐点を共に迎えている以上、想いをしっかり届けることは惜しんではならないはずです。
共に未来を変えていく仲間だからこそ、私たちはスカウトメールでもオファー面談でも愛を伝えることを続けています。
まとめ
最後にスカウト返信率を上げるために、弊社が特に大事にしている2点をお伝えします。
1. スクラム採用の体制づくり
想像してみてください。もしも自分自身が目指すことや在りたい姿を既に実現している人からスカウトされたら、どんな気持ちになりますか？
きっと「おおおお、目を留めてくれてありがたい！」と嬉しくなるのではないでしょうか。もちろん、どのような立場の人からでもスカウトされたら嬉しいことは間違いないです。ただ、自分が目標としている人からのスカウトは、嬉しさが倍増しCX観点の豊かさにつながると考えています。だからこそ、それを実現している人＝現場メンバーがスカウトを送ることに意味がある。人事だけでなく、全社を巻き込んだ採用体制が大事になってきます。
そして、全員採用＝スクラム採用を運用する上での採用管理ツールはHERPさんが本当に使いやすくオススメです！UIがシンプルで無駄がない上に、欲しいものが全部詰まっている。。UXにとことんこだわり追求していることが伝わるATSです。アップデートにも毎度感動しています。
2. 共感度を高めていこう
スカウトメールパーソナライズ化に必要なことは、候補者さんのこれまでのご経験 / スキル / これからのキャリアに共感し、自社とのマッチ度や活躍ポイントを明示することです。プロフィールから行間を読み込み、共感ポイントを伝えることを惜しまないことが必要なポイントだと考えています。スカウトを作業にしないこと、CXに視点を置くことでそのポイントが見えてくるかと思います。
ちなみに弊社は採用軸が共感をベースにしたカルチャーマッチ×スキルマッチなので、エンジニア採用においては「やりたい・目指したいこと」で候補者様の志向が見えやすいForkwellさんにお世話になっています！直近半年で4名内定、2名ジョイン決定と実績も好調で大変ありがたいご縁をいただいております。
以上、当日のイベント内容より抜粋しCX体験施策として提供している2点をお伝えいたしました、少しでもみなさまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました！
POLでは「未来を加速する（Accelerate the Future.）」をミッションに、研究者の可能性を最大化させ、日本の科学技術の未来を明るくしたいと思う仲間が集まり、日々切磋琢磨しています。
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