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宮前フィルハーモニー交響楽団 第53回定期演奏会 2024.12.22【出演】

所属しているオケの演奏会が無事終了いたしました。
ご来場いただいたお客様、ご指導ご協力いただいた先生方、スタッフの方々には、心より厚く御礼申し上げます。

宮前フィルハーモニー交響楽団 第53回定期演奏会
於:宮前市民館大ホール

山田耕筰/序曲ニ長調
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ロッシーニ/歌劇「セビリアの理髪師」序曲
シベリウス/交響曲第5番 変ホ長調

ソリストEC. パッヘルベル/カノン

ヴァイオリン独奏:東亮汰
指揮:久世武志


私はロッシーニの2ndと、シベリウスの1stを吹かせていただきました。
前回のプロコフィエフの1stに続いてメインシンフォニーのトップ、恐縮です。

シベリウスの5番は1楽章に長めのファゴットソロがあるので、豆腐メンタルの自分は少々緊張しました。本番の出来はどうだったかしら…。
しかしシベ5は大好きな曲なので、演奏という形でより深く触れ合えたことはとても幸せでした。本番も楽しく吹けた。楽器続けてて良かった(T^T)
前のオケのマイルストーンでは先生から選曲NGが出ていた難曲なので、尚更に嬉しい。
何が難しいって、やはり弦楽セクションのアンサンブルの難しさでしょう。
宮前フィルも大丈夫かな?と最初は気がかりでしたが、週を追うごとにみるみる合っていき、表現も豊かになり、毎週心の中で拍手してました。
シベ5に限らず他の曲に於いても、弦楽セクションのがんばりには拍手を贈りたい。
ホルンも良かった。シベ5の終楽章はホルンすごくカッコいいから、しっかり吹いてくれて嬉しかった。

宮前フィルに移籍して一年以上が経過して、木管ひとりひとりのクセやセンス、音色や音圧、だんだんわかってきて合わせる楽しみが増してきた。そういうのは長い年月、演奏をともにすることで高まっていくもの。合わせるのが気持ち良い上手な奏者が多くて嬉しいです。これからもがんばってついていきます。

ロッシーニのセビリアは昔1stを吹いた。調べたら19年前…。今回は2ndだったけど、前にやった曲をやるといつも前よりもできなくなっている。と感じる。ほんとにできなくなっているのか、自分の耳が厳しくなっているのかわからないけど。
まぁでも上手な人の下で2ndを吹くのが自分は楽しい。

2nd楽しいといえば、今回の目玉ともいえるブラームスのヴァイオリン協奏曲、練習での代奏のみですが2ndを吹くのすごく楽しかった。めちゃくちゃ良い曲だし。
今回のソリスト、東亮汰さんは期待の若手ヴァイオリニスト。アニメ「青のオーケストラ」で主人公の演奏を担当され、私なんかはアニメ見ながら「普通の高校生がこんな上手くてたまるかぁ!」なんて思ってましたが、まさか自分が所属するオケでソロを弾いていただくことになるとは。

じつは東亮汰さんと宮前フィルとは旧縁がありまして、東さんのお母様が昔宮前フィルでヴァイオリンを弾いてらしたんですね。それで、まだ幼かった東さんが宮前フィルの子ども向けコンサートで指揮者体験してる写真とかが残ってたりして。
市民オケが次の世代に音楽の楽しさを伝える役割、さらには未来のトッププレイヤーを育てる役割も担っていることを強く感じ、襟を正す思いです。(思い上がりすぎ)

プログラムのインタビューページ


東さんのソロ、ほんとに素晴らしかった。宮前市民館大ホールの音響はあまり良くないというのが我々の共通認識でしたが、それを覆すようなヴァイオリンの豊かで美しい歌声、驚きました。
アニメで上手すぎると思ったパッヘルベルのカノン、ホールで聴くナマ演奏はまた別モノで、舞台袖で聴いてて昇天するかと思いました(T^T)感涙。


次回はさらに意欲的な(無謀な)プログラム。
シャブリエ/狂詩曲「スペイン」
ラヴェル/ラ・ヴァルス
ベルリオーズ/幻想交響曲
フランスものナメたらあかん(半泣き)


余談ですが、宮前フィルではSNS広報係もやらせていただいてまして、今回は本番の2週間前からX(旧Twitter)、Instagram、Facebookで連日カウントダウン投稿もやってみました。写真とコメントを各パートからいただいて、それをちょっとアレンジして(笑)投稿。写真をデコるのも毎日3つのSNSに投稿するのもなかなか大変でしたが、他の広報係と協力して楽しくやらせていただきました( ´∀`)♪

カウントダウン投稿の一部




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